蒼き天の向こうに

 基本的にマンガは連載が終わるとその雑誌自体手に取らなくなる方だ。少年ジャ○プも小中学生時代は黄金期で毎週欠かす事は無かったが、連載が1つ終わる度に手に取る頻度も減っていった。最終的にはこち亀だけしか読むものが無くなってしまい、最後に手にしてからもう3〜4年は経つだろうか。その時もたまたま今のジャン○はどうなっているのだろう、という好奇心で読んでみただけだったけど。とても20歳を過ぎた人間が読めるものではなかったので、それ以来手に取ることも無い。今の基準だと、昔の連載は確実にP○Aからの抗議が殺到するだろうという代物ばかりだな。○塾、北△の拳・・・よくこんな画が許されたなって描写が多過ぎ(苦笑)ドラゴンボールだって、大猿に変身したべジータが悟空を握り潰そうとするシーンは子供心に結構エグいな〜って思ったし。あ、そういえば珍遊記ってのもあったっけwww

 かなり本題から逸れてしまった。毎週欠かさず読んでいた数少ない連載が、木曜で終わってしまった。『蒼天航路』(週刊モーニング)。いわゆる三国志物で、曹操が主人公という他には無い形式。連載始まったのが約10年前にも関わらず、単行本は34巻に留まっているのは、作者がよく休載するため(苦笑)それでもその人物描写と画の巧さに引き込まれ、毎週木曜はモーニングを手にとって今週は休載してないかチェックしていたものだ(笑)そんな中学時代からずっと読んでいた連載が終わるのは感慨深い。

 モーニングの連載がなかなか俺の年代の琴線に響くものが多い事に気付いたのも蒼天がきっかけだった。『ナニ○金融道』『ブラックジャッ□によろしく』最近では『ドラゴ■桜』かな。けどこの受験マンガは元受験生として読んでいて多少苦さを感じてしまうのが難点ではある(苦笑)終わった後に受験ノウハウ知ってもねぇ・・・という虚しさと言えるかもしれない(笑)

 このままだと読む範囲が狭くなる一方だし、色々試しに読んでみようかな。マンガの話していたら無性に読みたくなってきたし。明日は漫喫で時間潰そうか。かなり無駄な時間の使い方のような気もするけども・・