アジアユース予選

 来年開催されるアジアユース(以下AY)の予選(上位4チームが2007年のワールドユース(カナダ・以下WY)へ)が今日行われ、U-18日本はU-18北朝鮮を破り、めでたくAY本大会出場決定。
 普通AY予選は格下相手なのだが、今回は北朝鮮と同組という組み分けの悪さ。しかも今回の日本は技術レベルは高いが精神的に弱いと言う評価で(U-18東北代表、U-18韓国に2−5とか)、相当の苦戦が予想されていた。実際、試合をネット中継で見た限り、北朝鮮はかなり強く、少なくとも予選で対戦するレベルでは無かった。それでも守備陣が踏ん張り、残り5分で決勝点を奪って勝利!ゴールした瞬間、思わずPCの前で拳を突き上げた。
 このチームは夏のSBS杯で見たのだが、前回、前々回のチーム(2003年WYと05年WY組)よりボールを繋ぐ意識が高い。普通ユース代表には何故か特定のポジションに人材が集中する傾向にあるのだが、(ex.小野世代が中盤ばかり人材が揃い、FWは高原のパートナー探しに苦労、01WY組はドリブラー大豊作年代だが司令塔タイプ不在、03WY組は守備陣が人材豊富の反面、攻撃陣は層が薄く、それが平山の飛び級の遠因、等等)今回はGKからFWまで満遍なく揃っている印象。予選は怪我で不参加だったが、森本や清水で試合に出ている山本真希を加え、AY初制覇、そしてWYでの好成績に期待したい。