人影まばらな社内で

 年が明けて新しい環境になったものの、同期が地方に赴任したり、常駐したり、忙しく働いている一方で、俺はひたすら今週末のプレゼンに向けた資料作成+勉強会の日々。朝から晩までひたすらパワポで資料作るのも単調過ぎて精神的に追い込まれるんだけど、設計書作成とか、テストとか、“SEらしい”事をしている同期と比べると・・・・何やってるんだろうな〜と思わずにはいられない。というかSE部隊と聞いていたのにSEじゃないとか初日に言われたし。結局一度も(本当の意味での)客先に行かなかった営業実習といい、全く、こんな部署があった事、そして俺がそこに配属された事に驚くよ。


 だが、この中途半端さが逆に俺に合ってるのかもしれないと最近思い始めた。社内の人間にすら認知度の低い部署で、部署内でも業務範囲が広く、他のグループが何やっているのかわからないような所だが、逆に色々学べそうだ。プログラミングはもちろん、フィールドSEとも違うので、いわゆるSE的な業務知識は期待できないが(苦笑)何故か今は会計とか仕訳、原価管理とかやってるんだけど、この際だから簿記を受けるのもいいかもしれない。来月から本当の現場に放り込まれる予定なので、そんな事言っていられなくなる可能性が高いが。

 などと考えつつ21時頃までひたすら資料作りに励んでいたのだが、この時点で残っていたのはわずか5名(内、新人2名)。年度末になればさすがに変ってくるんだろうけど、本当に思い描いていたイメージを悉く裏切ってくれる所ではある。まぁ↑のように考えれば、単調なパワポとの格闘も、少しは楽しく感じられるかもしれない。