この日は友人たちの卒業祝い飲みだった。場所は横浜某所にあるホテルの一室。中に入ると、眼下に横浜の夜景が―――――言葉は要らない。これだけで何時間でも飲める。ずーっと眺めていても飽きないが、いつまでも風景に浸ってる訳にも行かないので、意識を外から中へ。と、ここでもっとオサレな酒を買ってくれば良かったと後悔。この場に焼酎はやっぱ違うよな（苦笑）
卒業する友人は多くがこの春から社会人になる訳だが、新社会人特有のオーラが、こちらとしてもかなり新鮮だった。最近よく卒業式帰りと思われるスーツ姿の人々を見かけるが、やはり同じ様な印象。１年前は俺もそうだった・・・・はずだけどねぇ。多分去年の暮れ辺りまでは結構鮮度は良かったと思うけど、ここ数ヶ月で急に失われてしまった気がする。この４月で２年目になるとは想像も付かないが、外から見たらやはり新人とは違うんだろうな。それでも社会人組が増えてきた事にはこちらとしては大変に嬉しい（笑）業種・職種も様々なので、また集まって皆から色々話を聞きたいものだ。自分の会社内だけだとどうしても視野は狭くなりがちになるからな・・・。４月以降どんな話が聞けるのだろうか？愚痴の類も相当あると思うけど（現に俺がそうだったし（苦笑））それもまた楽しい。
そんな感じで軽く飲んで日付が変わらないうちに帰るはずが、（案の定）酒が入るとそんな理性は消えうせて、時間も杯も進んでいた。この時点でどうせ金曜１日耐えれば済む話、という浅はかな思考が俺を支配していた。
