“思い”を胸に

 今日は朝から東京の北部にある某オフィスに出かけた。地下鉄の駅から地上に出ると、そこはいつもの東京とは全く異なる落ち着いた雰囲気を漂わせており、あの喧騒にまみれた大都会とは違う一面であった。地下鉄出口脇を通る幹線道路の標識には“さいたま”の文字が。それを見て、ふと埼スタまで車を出した時の事を思い出した。あの時も東京に入った後はしばらく渋滞が続いていたが、埼玉に近付くにつれて今日のような雰囲気を感じたのだった。5月にはその埼スタで試合があるけど、朝からは無理だな・・・・そんな思いを抱きつつ、来週からの“修行”の概要を聞いた訳だが、かなり厳しそう、というのが率直な感想。それでも同期はこの3ヶ月間同じ様な事を経験してきた訳だから、俺もようやく追いついたと考えればいい。


 午後は半休を取るつもりが何だかんだで結局残って先輩と飲みに行ってしまった。先輩と言っても課長を目指しながら道半ばの人、そんなものには全く興味が無い人、興味が無いようで課長になってしまった人―――1つの部署、1つの側面でも様々な人がおり、同じ数だけの“思い”がある。それぞれの思いはいかなるものであろうか?俺にはまだそこまで分からないが、飲んでみて、それまでそれぞれに抱いていたイメージとはまた違った一面を見れた気がして、行って良かったと心から思った。焼酎&本酒というかなり(俺にとって)リスクの大きい酒を入れた割りに、酔いが廻らなかったのは、多分、↑のような面があったからだろう。来週より厳しい1年が始まるが、俺も確固たる“思い”を胸に臨みたい。