J1第7節 FC東京×磐田(味スタ)

barcaw2006-04-08
 前にも書いたが、味スタのガスのホーム試合の雰囲気はかなり好きだ。上手く言い表せないがBGM、DJ、あるいは電光掲示板のちょっとした演出・・・全てが“サッカー観に来たなー”と実感できるもので、あの多摩地域独特ののんびりとした雰囲気と相まって、遠いけどまた来たいと思わせてしまう。


 今季の東京は手探り状態が続いており、一部で新監督ガーロは“ブラジル版人○力”という懸念すら抱かれているが、今日の相手はその本家人□力という事で、そこをポイントに試合を観る事にした。

 試合が始まると、どちらも決して内容が良い訳では無いが、FC東京は前節よりかは幾分かボールが回るようになっていた。で、ルーカスのループで先制、磐田もすぐに追いついたが、前半終了間際にまたルーカスがコーナーからボレーを決めて2−1に。後半も栗澤が決め、最後は磐田の猛攻を浴びるが決定的なチャンスは作らせず、試合終了。
 試合を観終えて、磐田の時代はもう終わったんだなと心から実感した。パスも東京よりよく回っていたが、凡ミスも多く、あの全盛期の華麗さには程遠かった。そしてカレンの1トップて・・・。どうせローマがトッティの1トップで成功したり、そういうパターンが増えてるから人間力がそれにインスパイアされたんだろう。機能してなかったけど。後半途中、前田と交代させられたカレンがベンチに向かわずそのまま控え室に進んでいったので、これは結構不満が溜まってるのかと思った。
 それでも勝つチャンスは十分にあったのだが、今季の磐田は五分五分の試合はほぼ確実に落とす勝負弱さがある。浦和戦だって内容的にはスコア(1−3)程悪くなかったっていうし、今季は浦和、FC東京に加えて、横浜M、鹿島辺りのアウェー戦は全て落とすのではないだろうか。そろそろ本気で解任論出てきてもおかしくないが、どうやら契約で解任できないようになっているらしい。・・・・・・・・・・・・・。
 磐田の話ばかりになってしまったが、FC東京は少しずつ内容が向上しているのは伺えた。増嶋は相変わらず不安定だったが(思うにオサレと松田の悪い所を全て兼ね備えてしまってる感がある)、ジャーンが復帰すれば解決するだろうし。

 土曜の晴れた午後という事でいい雰囲気だった。今年もまた味スタには何度か行く事になりそう。