アジアカップ予選 日本×イエメン(新潟)


■新潟へ
 今週1.5休が決まった時、まず“水曜+木曜午前”と“水曜午後+木曜”のどちらにするか迷い、先に行って並んでいる所属団体の仲間には申し訳なかったが、新幹線で行く代表戦、に惹かれて後者を選択する事にした。試合翌日は例え午後出社でも帰りが何時になるか分かったもんじゃないという読みもあったのだが。ともかく、12時きっかりに会社を出て家に帰り、即出発という強行軍だったが、初上越新幹線+代表戦に胸が高鳴る(笑)東京駅は帰省先から帰ってきた家族連れでごった返していたが、さすがに下りは空いており、静かに車窓を眺める事が出来た。
 当日の新潟の天気は晴れの予報だったが、越後湯沢に着くと晴れどころか雨が降っている。だが、再び長いトンネルを抜けると、夏らしい青空が広がり、しかも眼下の風景はあまりにも新潟のイメージ通りだったので、思わずデジカメを手に取った。

 そうこうしつつ終点に近付くと、車窓からは今日の目的地が見えてきた。

遠目にもかなり目立つが歩いたら結構掛かりそうだ。無難にバスを使う事にしよう。
■スタジアムへ
 新幹線からホームに降りた瞬間、物凄い湿気と暑さが襲ってきた。晴れるのは良いが何もこんなに夏らしくなくたって良いのに。今日は所属団体の友人Kも同じく新幹線で来る予定だったのだが、着いてみるとお互い同じ車両の1階と2階にいた事が分かり苦笑。2人でビックスワンに向かった。
 シャトルバスはかなりの本数で待たずにすぐ乗れたのだが、スタジアムまでの道がかなり混んでいて20分以上掛かってしまった。それでもなんとか到着し、待っていてくれた仲間からチケを受け取って入場。

■試合
 まぁ確かに全体的に前監督時代のようなじれったい展開だったが、あの暑さを考えないと酷だな。観ているこっちですら暑さで意識を失いそうだった。特に後半はイエメンの選手がバタバタ倒れ、また例によって中東勢お得意の時間稼ぎかと呆れたが、普通に暑さと運動量で限界だったのかもしれない。そんな中でも後半は後ろからの飛び出しとか、スペースへの走り込みが何度か見られた。1−0ではさすがに・・・と思ったらロスタイム(6分!)に決めてくれたし、まぁ満足。
 今の代表は同世代が多いから贔屓目に見てしまうが、この世代は上の世代よりプレーから気持ちが伝わってくる。以前はスタンドとピッチに見えない壁のようなものを感じていたが、この2試合はそんなものを感じさせない良い距離感だったと思う。

■帰宅
 帰りはバスで帰宅。一緒に行った友人には翌日出社する者もいたが、お疲れとしか言いようが無い。まぁ不眠で客先行っても何とかなるんだから、多分大丈夫だろう。あれはもう一度やれと言われたら絶対断るけど(苦笑)
 時間にして16時間の弾丸ツアーだったが、束の間の夏休みを十分満喫出来た。早く本当の夏が来ないものか。