J1第30節 浦和×横浜M(埼スタ)


 昨日、明日と予報は晴れなのに、なんで今日だけピンポイントで雨なんだよ。すっきりした秋晴れの埼スタを思い描いていただけに残念だったが、5月のスコットランド戦、そして去年の同じカードもこんな霞掛かった天気だった事を考えると、埼スタらしい天気と言えるのかもしれない。

 バックアッパーの自分の席に行ってみると、2年前のCSとほぼ同じ位置だった。あの時は晴れてはいたけど12月の夜でクソ寒かったなー等と思いつつ試合が始まった。試合は、序盤はマリノスがやや優勢。守備陣に怪我人続出のせいか、浦和はなかなかペースを掴めず、特に内館はマルケスに何度か裏を取られる場面があった。それでも徐々にペースを掴んで前半30分過ぎに先制すると、後半開始から約25分間は完全に浦和ペースで試合が進んだ。
 後半30分を過ぎてマリノスが久保、坂田、田中ハユマを次々に投入、ロングボール中心の強引な攻めではあったが、何度もゴール前に迫って惜しいチャンスを作り出す。なんでスタメンをこんなに遅くまで引っ張ったんだろうか?もう少し早く決断していれば結果が変わったかもしれないのに。そのまま試合は1−0で浦和の勝利となった。

 埼スタは他会場の経過&結果をハーフタイム、試合後に得点者付きで詳しく知らせてくれるのだが、試合後、同時刻に行われていたガンバとフロンターレの結果に場内大歓声。特に味スタの試合は前半FC東京1−3川崎だっただけに、かなりビビッた。さっきスパサカ見たら主審の奥○がまたやってくれたようで。もし、今日マリノスが同点に追い付いていても勝点差は4に広がっていたが、4と6ではその影響度が違うし、今後の展開はまた違ったものになったと思う。つまり、今節の結果が今季のJを左右するターニングポイントになるのではないだろうか?

 雨で寒い事この上ない環境ではあったが、Footballを体感出来たあの空間は、何があろうとやはり年に1回は行くべきだと思った。帰りに友人に誘われていたモツ鍋ツアーに行ったが、それがまた美味くて冷え切った体がかなり暖まった。これから鍋の季節、そしてJもいよいよ佳境と言う事で、食欲の秋、スポーツの秋とはよく言ったものだ。