韓国と違って北朝鮮はPKの時、随分冷静だった。ちゃんとコースを狙ってたし。過去最も優勝に近付いたのが2000年大会で、延長ゴールデンゴール負け。81〜82年の谷間呼ばわりされた世代が一番優勝に近かったというのは皮肉な結果だが、今日でその記録も更新か。これ以上惜しい負け方は無いんだから次の世代(89〜90年生まれ組)はもう優勝しかない。現メンバーの香川も有資格者だし、アジアを制した現・U−16からも相当選出されるなずなので、来年世界大会を経験し、加えて89年生まれ組と融合すればかなり良いチームになるのではないだろうか?U−19でもU−16のあのサッカーを見せて欲しい、という期待も込めて、監督は城福氏で。
気が早ってしまったが、現・U−19もこれから活動が続く訳で、来年の世界大会ではベスト8以上を。今後また新しいメンバーが加わるかもしれないし、現メンバーもJで経験積むはずだから、さらに良いチームになるはず。優勝は成らなかったが、去年の予選の時よりかは確実に成長が感じられた。短期間での成長が感じられる点がユース世代を観る楽しみの一つでもあるし、来年はさらに進化したチームを見たいものだ。
と、試合後の虚脱感を多少感じつつ更新している訳だが、120分+PKの間、テ●朝の実況を聞き続けるのはマジで拷問に近かった。この局の実況の悪評はネットのあらゆる所で見るので、今更どうこう言うものでもないが、相手が日本陣内で前を向いてボールを持っただけでヒステリックに危機感を煽るのは止めてくれ。どこかで○レ朝の実況はプロレス(古館)スタイルだという意見があったが、なるほどなーと思った。常に相手は強大で、高く険しい山である事が前提、山が高ければ高いほどそれを乗り越えた時の(勝った時の)歓喜も増す、というロジックね。
代表戦で今後もあのクソ実況を聞かなきゃいけないと思うと気が滅入る。昔みたいに地上波=民放、BS=NHKの同時中継を復活して欲しいが、放映権の問題とかで難しいんだろうなぁ。準決勝の韓国戦はNHKを録画したが、あの実況に耳が慣れてしまった後だけに、何も問題無く試合に集中して観れた。