高校選手権 3回戦(三ツ沢)


 高校サッカーは1回は観に行かないと、年末年始という気がしない。寒い寒い三ツ沢に行って、売店カップラーメンとかフランクとかあまり健康的とは言えない軽食を売っているのを見ると、あー選手権観に来たなーと実感する。今日は最初はそれ程でも無かったが、時間が経つ毎にホッカイロを持ってこなかったのを後悔した。横浜FCが昇格して三ツ沢を改修するらしいが、あの吹きっ晒しの構造をまずどうにかしてくれ。

桐光学園×神村学園
 諸事情で前半20分過ぎに現地に着いたらもう神村が先制していた。キックオフに間に合わない事なんて滅多に無いのにこういう時に限って・・・。前半は桐光がボールをキープし、神村がカウンターという展開で見応えがあったのだが、後半になると桐光はPKで同点に追い付きはしたが、後は前に蹴り出すだけで、殆ど自陣内で試合が進んだ。神村に勝ち越されてからようやく押し込み始めたけど、時既に遅し。中村がいた頃から桐光と言えば繋ぐサッカーというイメージだったので、少し残念だった。
 神村もそこまで強さを感じた訳では無いけど、カウンター時に前に前に突き進むプレーは桐光には無いもので、好感が持てた。応援でも地元相手に当然ながら人数は少ないのに声では負けてなかったし。


■星稜×鹿島学園
 両チームともしっかり繋いで攻撃を作っていたので、どちらも守備が堅く決定機はそれ程無かったが、前の試合よりかは余程見応えがあった。鹿島応援席の控え部員(?)がかなりガラが悪く、星稜の選手が目の前で鹿島の選手を削ったりすると、口汚く罵っていたのには失笑。
 結局PKで星稜が準々決勝進出。


 今大会はこれと言ったチーム、個人が少なく、しかも早々と敗退してしまったが、それを考慮しても昨年の方がレベルが高かった気がする。全体的にPKが多いのも、相手の守備を崩す決め手に欠ける結果と言えなくもない。その中でTVで観た限りでは静学と八千代は面白そうだった。この2チームが決勝に行く予感。