親善試合 日本×ペルー(日産)


・試合中初めて背筋が痺れた瞬間は、後半途中、中村ケンゴが入って、中盤に中村(俊)、遠藤とのトリプル司令塔体制となり、それがスムースに機能した時。名前有りきで選手を並べるのとは違い、しっかりとした役割分担が出来ていれば、一見機能しなさそうに見えるこの布陣も立派に機能するんだな。

・中村(俊)と藤本はレフティで、中学までマリノスユースだったという共通点があるので、後半藤本を中村に代えて入れるなんてなかなか味な事をするな。

・家長、水野を残り10分を切った時点で入れたのは、A代表デビュー戦という事でのお披露目と、来週の五輪予選に向けての試運転的な意味合いもあったのかもしれない。

・両サイドハーフはこのままでは今年の終わり頃には入れ替わっているかもしれない。運動量は多いし、一生懸命さも伝わってくるけど、プレーが正直過ぎるんだよな。日本は北欧とは違うんだから単純にクロスを上げただけではあっさり跳ね返されるだけだ。前半に駒野が中に切れ込んで鋭いミドルを撃ったが、ああいうプレーをもっと出して欲しい。

・↑に関連するが、今後も4バックなら左にナカタコを呼ぶんじゃないだろうか?バーゼルではこのポジションでアシストも決めてるようだし。激しく上下動するタイプでは無いが、ボールの流れは確実に良くなる。3バックでも対応可能というユーティリティー性からもチームに置いておきたい。 

・とにかく今日は風が半端無かった。まさに嵐。