J1第9節 FC東京×鹿島(味スタ)


〜雑感〜
■FC東京は組織として連動しながら崩すシーンというのが非常に少ない。攻撃はボールを奪って右サイドの石川に展開→クロスというのが基本パターンなのだが、鹿島の中央には岩政が構えているのでそう簡単には空中戦で勝てず、そうなると次の手が無い為に手詰まり感を起こしてしまう。時々左SBの金沢が上がっては来るのだが、周りのフォローが少なく、常に鹿島に2人以上で対応されるので、横パスを繋ぎながら機会を伺う展開に落ち着いてしまっていた。先日のジュビロ戦でも感じたが、今季も最終的には中位に落ち着くんだろうな。ホームで負け越しても、カウンターがハマり易いああいうサッカーはアウェーでは効果的だから。中位力=名古屋というのが定説だが、このクラブも相当だ。


■決勝点は増田のヘッドだったが、この選手はよく頭で決める。U−21の日韓戦もそうだったし。同世代の中盤の層が厚い中で、いまいち特徴が掴めなかったのだが、中盤から走り込んでヘッド、というのは1つの特徴になるな。


ワンチョペはゴールは決めたけど、それ以外はさっぱり。味方がポストで預けてもトラップミスですぐ奪われるし、周りの動きに関係なく独りでサッカーしていた感じ。これまでの実績からいって現時点で今季最大の期待外れ。


■夏のような陽射しに誘われて、ついビールに手が。