Asian Cup

 ここを知っている数少ない友人らは多分信じないだろうが、本当はこのblogは適度に間を置きつつ更新したいと思ってるのよ。だが、こういう日には何か書かずには居られず(苦笑)、こうしてまた更新してしまう訳だ。そろそろ500エントリも近付いてきたな・・・。


 それはさておき、あれだけ支配しながら1点止まり&同点に追い付かれたのは、まだまだチームとして完成度の低さ+選手の経験不足、かな。中村ケンゴがカウンター時に詰められて足を掛けられたシーン、そして橋本が削られて相手が1発レッドになったシーン、結果的にどちらも日本ボールになり、不利にはならなかった訳だが、ケンゴがもっと早くボールを離していれば、橋本がボールにしっかり詰めていれば防げた場面でもあった。今野もあのアシストの発想は良かったけど、それ以外は攻め上がっても思い切りが悪く、安定していなかった。こういう些細な所や安定感という面で“経験”というのが生きてくるのかもしれない。その意味で中村(俊)、遠藤、高原、加地、川口、中澤に期待したい。遠藤はもっと自分でシュート撃っても良いと思うんだけどねぇ。
 経験と言えば、↑のベテラン以外だと、阿部と鈴木がやっと代表試合数二桁を越える位で、後はまだ一桁ばかり。ある程度試合出ないと実力を出せない面もあるし、その意味では山岸や羽生も一概に否定は出来ない。山岸についてはまぁ俺も佐藤(寿)入れた方が良いとは思うけど、羽生は試合毎にどんどん良くなっていて、最初は運動量だけだったけど、今は突破力とか持ち味出し始めてる。最後のシュートは決めなければいけなかったが・・・。トルシエの時の望月とか、ジーコ時代初期の加地みたく「何故代表?」的キャラはいつの時代もいて、こういう選手に限っていきなり大仕事したり定着したりするから分からないんだよな。Jで通算17点しか取ってないFWがW杯で点取る事もある訳だしさ(苦笑)2000年大会決勝は最後望月が決めたし、右サイドを疾走する加地さんには今や風格すら感じられる(笑)
 相手陣内で縦パスがあれだけ繋がったのは視ていて面白かった。次だ次。UAEには負ける気はしないが引分けも多いという印象だが、最終戦に突破を懸けるという状況は避けたい。


 最近じゃ中東勢もadidasやらPUMAを着るようになって、スタンドの観客も中東独特の雰囲気は薄れつつあるのかな、などと思っていたら、ガラガラのスタジアムで響いているのはコーランの唱和、そしてカタールのユニは謎のメーカー。TVを視ながら加茂監督時代に戻ったのかと錯覚したわ。しかしカタールには勝てないな。