北京五輪最終予選 U-22日本×U-22カタール(国立)


 あ、これで何か掴んだかな、と思える試合だった。前半の内に3点位入れられたのは確かにそうなんだが、苦しい中で結果を出して、チーム全体が自信を付けて一気に上昇気流に乗れるような気がした。この前書いた今のマリノスの様に。で、雑感。
・家長ほど前半と後半でスタンドの声が変わった選手もいないわ。前半は簡単にボールを下げる度に何でもっと勝負しないのかと思ったし、周りも結構それで苛立ってる人が多かったのだが、後半一人少ない中であのキープを見ると、“あー家長がいて良かったわー”と心から安心した。全くもって勝手なものだ。
・柏木は試合中本当によく周りを見ていて、特に家長と位置が被らないよう気を使ってた。そしてそんな気遣いにまるで気が付いていないかのような家長のマイペースなプレーには笑ってしまった。 
・森島はゴールは無かったが、それでも7.0はあげたい。
・後半押されたにせよ、今日見た限りではカタールはそんなに強いとは思えなかった。DFラインのパス回しは雑で、何度も高い位置でボール取れたし。サウジの方が個人能力での1発がある分怖かった。その意味でサウジに勝ってくれたのは非常に有り難い。
ベトナム1−1サウジ・・・・・ベトナムのホームは侮れないな。が、この結果は日本にとってベストだわ。
・MOMが柏木だったので、その是非はともかく、普通だったら点取った梶山orGK山本という無難で無思考な選考の中で、今日の場合は選考者が何かしらのサッカー観、観る眼を持ってるんだなと思わせる選考だったのが少し嬉しい。
・次節はボランチが1人欠けるから是非谷口を。