帰りの電車で眠気を我慢したら、睡眠リズムが幾分か矯正された気がするので今日も更新する。
U−20やU−17の話題に隠れて、実はSBS杯と仙台カップで6戦全敗―静岡選抜とU−18東北にも負け―だったというU−18だが、別にこの世代がこれまでと比較して格段落ちるとは思わなかった。1試合だけではあるが生で見たクラブユース選手権決勝がハイレベルだった、というのもあるし、U−17組や香川、金崎のJで試合に出てる面々が招集されている↑のメンバーを見ると、これまではある意味数多の候補から選び抜くトライアルで、やっと真のU−18代表としてスタートラインに立てるメンバーが集まった、って感じがする。入替はあるだろうけど、このメンバーが基本になってくんだろうな。
監督の牧内氏というのは福岡や広島でサテライトを指導してきたという事だが、こういう育成畑で地道にやってきた人が就くようになったのは良い事だ。伊達にJも15年続いて来た訳じゃ無いって事か。それだけ続けば当然育成の専門家も生まれてくるし。現時点でU−20迄はこういう現場の叩き上げの人が就任するようになったから、(かなり気が早いが)次の五輪代表(2012ロンドン)監督もそうなるかもしれないな。
現時点で強いて不安を挙げるなら、U−17城福氏の『人もボールも動くサッカー』はとても面白かったし、パスを繋いで組織の連動性で崩すのが日本の生命線であり、大原則だと思うのだが、U−17のサッカーはあくまで同監督の哲学が多分に反映された結果であって、必ずしも他の協会専任コーチと共有されてる訳では無いように思う点だろうか。まぁメンバーが変わればサッカーも変わっていくのは当然ではあるのだが。とにかくメンバーも決まった事だし、アジアユース初制覇を。
追記:もし北京五輪世代で飛び級(1989〜)があるなら、柿谷より香川の方が可能性が高いと思う。何時の間にかセレッソでレギュラー張っててしかも4ゴールも決めてる。ああいうタイプは今までいなかった。