J1第10節 川崎×鹿島(等々力)


 国立から等々力へ。時間には余裕があるつもりだったのだが、着いた頃にはホーム自由はほぼ満杯で、結局ホームG裏1階のテラス(コンクリート席)に腰掛けての観戦になった。ちなみに左隣に座っていたオヤジがマリノスユニを着てたのには思わず失笑。やはり同じ事考える人間はいたようで。


 選手とほぼ同じ目線での観戦は、逆エンドでの動きや遠近感が掴み辛くてなかなか大変だったのだが、いつもは分からない寄せの早さとかピッチ上のリアルな動きが感じられて、それはそれで楽しめた。特に前半の鹿島が披露した見事なまでに組織だったプレスと、それを何とか掻い潜って前にボールを運ぼうとする川崎の動きとのせめぎ合いは観てるだけで興奮してきたな。と言うより、ピッチ上のあまりに早い動き(プレス、パス回しetc)に感覚を追い付かせるのがやっとだった、と言った方がより正確かもしれない。


 そんな観戦環境故か、試合内容はとてもハイレベルに感じられた。青木のミドルや、山岸の2アシストはそういう試合の中だけに尚更際立つな。