南アフリカW杯3次予選 日本×オマーン(日産)


 さすがに2週連続半休は使えないので、今日は会社→家、家→スタジアムのベストレコードを叩き出して開始10分前着。埼スタと違って、帰りを考えずに行きからフルパワーを使えるのが嬉しい(笑)


 こういう爽快な代表戦を生観戦するのはかなり久々な気がする。オマーン戦=1−0ジンクスとか、昨日のスポ新で「黄金の中盤で〜」とか景気付け記事を見て、こういう風にマスコミがぶち上げた時に限って試合内容がしょっぱかったりするんだよなーとか色々思ってた訳だが、ピンチらしいピンチも無いまさに快勝としか言いようのない試合。


 得点シーンは勿論だが、3−0にした後の時間の使い方が巧かった。3点目が決まった後の大体後半10分過ぎ辺りからオマーンのボール支配率が高まったのだが、日本にこれといったチャンスも無い反面、相手にもシュートまで持っていかせず何となく時間を費やさせて、後半30分頃にはいつの間にかまた日本の時間を取り戻してた。リードされた時はまた違う展開になるのは当然にしても、リードした時の時間の使い方としては絶妙だった。


 今日から東京も梅雨入りらしいが、中東勢がこういう多湿な気候を苦手にしてて、東南アジアの国が相手でもよく苦戦してるのを鑑みれば、今日は間違いなくホームの利はあったと思う。反対に今週末は相手のホームである高温の砂漠気候が敵となる訳だ。過去何度も中東で戦ってきた選手ばかりだから今日のオマーン程大人しくなる事は無いと思うので特に心配はして無いが、何より、この舞台設定に胸が高鳴る。これぞアジア予選、H&A真剣勝負。


 帰りは雨中をウインドブレーカー+サンダルで突破した後に、実は今日はまだ月曜だった事を思い出したが、まぁこういう試合ならあと4日何とかなる。