エントリーメンバーを発表

 3日夜、FC.bossは6日に開催される親善大会へのエントリーメンバーを発表した。


 会見場に現れた代表barcaw氏は、発表が当初より一日繰り上げられた事について「あらぬ噂を払拭し、大会に集中する事を最優先させた為。」とし、今回が2度目となる大会を前に、「前回の反省(選手層の薄さと疲労の蓄積)を踏まえて今回は召集人数を増やし、ターンオーバーも十分可能となった。これで我々は常にフルパワーで試合に臨む事が出来る。」と初夏の日中という厳しい気象条件下での初タイトルへ強い意気込みを見せた。さらに「大会が土曜でなくて残念だ。土曜なら祝勝会が出来たのに。」と事実上の優勝宣言も飛び出すなど、最後まで強気の姿勢を崩さなかった。
 続いてメンバーが発表され、torが昨年以来の復帰を果たした。概ねこれまでの主力が順当に選出されたものの、主力と目されていたSWTが落選し、発表の瞬間、会場は大きくどよめいた。この選考について同氏は「ここは選ばれたメンバーについて話す場所であって、いない者について語る必要は無い。」と理由について明言を避けた。関係者の話によると、先日の親善試合での低調なプレーがその理由との説が有力だが、昨年12月の大会にて別チームで出場した事に対する制裁説、またチーム内では現在深刻な内部抗争が勃発しており、その結果一種の粛清が行われたのではないかとの憶測も流れている。ただ一方で同氏は会見中「私は誰がこれまでチームに貢献してきたか忘れてはいない。」とも発言しており、最終的にエントリーされる可能性も僅かながら残されている。いずれにせよ大会を目前に控えた今、チームを取り巻く情勢は未だ不透明なままだ。チームは6日午前に会場入りし、そのまま緒戦に臨む。