山陰紀行 vol.2

■28日
 松江から米子経由で鳥取へ。松江で電車を1本逃した為に駅で1時間待たされた。砂丘は鳥取駅からバスで20分程度と近く、しかも観光ボランティアガイド付きバスで、途中の名所旧跡を車内から案内してくれたので、わざわざ降りて見て回る必要が無くなってしまった。
 砂丘から臨む日本海は壮観。昔から天候の良くない(多少でも)荒れた海を見ると飲み込まれそうな感覚に陥ってある種の恐怖感みたいなのを感じるのだが、今日はずっと眺めていても飽きなかった。時間もあったし観光客の多いエリアだけでなくその先まで足を延ばしたかったのだが、雨が落ちてきたので止む無く引き返した。
 


 上記の理由で、銭湯で温泉に浸かり飯も食って土産を買ってもまだバスの出発まで2時間余ってしまった。最後は駅内の喫茶店で携帯J速報チェックと読書で終わった。これならもう少し計画立てれば最初に石見銀山に行く余裕はあったかもしれないと気付かされたが、もはや後の祭り。


■29日朝
 6:20品川着。やはりバスは背筋に辛い。前夜に携帯の充電が切れて完全に情報遮断されていたので、首都圏が大雨に見舞われている(いた)のをバス内のTVで知った。幸い帰る頃には降りそうで降らず、たまに雲の切れ端から空も見える程度の天気で助かったが、途中多摩川鶴見川がエラい事になってたので、かなりタイミングが良かったのを実感。下手したら通行止め食らってたかもしれないし。考えれば山陰にいる間もずっとすっきりしない天気だった。来年は天気に恵まれて欲しい。