J1第26節 横浜M×川崎(国立)


 試合開始からサッカーのクオリティの差がまー明らかではあったんだが、土曜の試合を観た後だからか、川崎が何度もシュートシーンを迎えても、不思議とあまり点が入るようには思わなかった。川崎の良さってチャンスと思ったら強引にでもシュートを打つ積極性だけど、逆に言えば完璧に崩し切らずとも打つ分、GK榎本からしたらコースは限定されててまだ防ぎ易かったと思う。(それでも試合を通じて2度ほどポストに救われたのだが。)結果が出た後だけに佐■藍子みたいになってしまうが(苦笑)、こういう押されまくってる時はかえってセットプレーとかカウンターで先制したりするものだと思っていたら前半終了間際に中澤がコーナーを頭で合わせて本当にそうなった。
 さすがに川崎も簡単には引き下がらずに後半に同じコーナーから今度は中澤のOGで同点とし、そのまま試合終了となった訳だが、残留という意味ではホームとはいえ上位から勝点1取ったんだからこれは大きいな。気が付いたら13位にまで上がってるし。

 帰り道、あの9月とは思えない危険な日差しにグッタリしながら携帯速報を見ると磐田が味スタで5発も食らってて驚いた。FC東京は前節で勢い付いたっていう(磐田にとっての)不運もあるかもしれないけど、やっぱ前節が事実上の(残留)決定戦だったかな。“たら、れば”の話ではあるが、仮にあの試合に勝ったのが磐田だったなら、今節の味スタは引分けで、国立は川崎がマリノス相手にゴールラッシュだったかもしれない。磐田のメンバーだけ見ればもっと上位に居てもおかしくないし、今日の国立の試合が7月の対戦時と面子の大枠は変わらないのに、あれ程内容に差があるのを目の当たりすると、精神コンディションとか、指導者って重要なんだなと痛感するわ。


 夜から千葉×名古屋を前半だけ視てこれはさすがに千葉厳しいなと思ってさっき結果を確認したら何時の間にか逆転してた。つー事は遂に16位か・・・・札幌と磐田はこのまま行ってしまいそうなので、残り1枠、マリノスとしては11月のフクアリが最後の関門になりそうだ。
 

 小川のミドルは凄かった。(TV解説のマリノス前監督氏はフリーで打たせた千葉DF陣にも注文付けてたけど。)次の代表戦では新顔を何人か呼ぶらしいが、多分選ばれると思う。