邯鄲の夢

 今朝このニュースを知った時、この故事が頭に浮かんだ。確か「ある男が仙人に出会い、その術によって夢の中で栄華を極めた人生を送るが、目覚めてみると眠りに付く前に沸かしていた鍋が未だ火に掛けられたままで、その時間の短さから栄華を追い求める儚さを悟った。」て内容で、横山光輝のマンガか何かで読んだ記憶があるが、まさに栄枯盛衰を地で行く人だ。


 最近はTMでの活動が多く、原点回帰なのかと思っていたが、やっぱり絶頂期の栄華(生活水準)が忘れられなかったんだろうか?TMは最近またベスト版を出したけど正直またかよという感じで、丁度資金難のニュースも出てたから安易な集金目的に見えて結局買う気にはなれなかった。
 惜しむらくはこの逮捕で消えたgl○beのニューシングルてのがTMのカバー(Get wildSelf control)だった事かな。現妻であるあのボーカルの声はあまり好きではないんだが、Self〜はちょっと聴いてみたかった。この前ここで書いたハウスリミックスのトリビュート版については出来が良かったので、間に合って良かったと思う。


 全てを失ってもまたシンセ一つで再出発すれば音楽人としての得るものはあったかもしれないが、金で足元を救われるのはやるせない。self〜かMy revolutionでも聴いたら、夢から覚めるだろうか。


 しかし杵のコメントは泣けるわ。そうだ、TKはキネバラを聴いて、目を覚ますべし。