J1第19節 FC東京×広島(味スタ)


 今日はスタジアムに行く前にスポセンで走ってきたんだが、外を走らなくて正解。家を出て3分程歩いただけで眩暈を起こしそうな暑さで、いよいよ夏本番という感じ。

 0−0だったが、中身の濃い90分だった。どちらも点を取ろうと最後まで積極的だったし、広島とFC東京のサッカーの個人×組織が融合したサッカーも見事だった。それでも最後までゴールが生まれなかった原因としては
・広島:ミキッチの右からの崩し、槇野のセットプレー(どちらも累積で出場停止)
・FC東京:サイドバックのクロス精度
 になるだろうか。特に徳永は試合を通して少なくとも10度はオーバーラップしてたはずだが、ボールを持ってもそこから先が手詰まりになってしまう。これでもう少しクロス精度が高まれば即代表で内田を脅かせるんだが・・・。

 そうそう石川ナオが確変?してから初めて観たが、確かにボールを持てば何かを起こしそうな空気を漂わせてる。スタジアムの雰囲気もそんな感じだったし。前半の枠内を捉えたブレ球ミドル、後半に前に立ち塞がった相手2人の間を一気に突破したシーンは鳥肌物だった。こういうドリブラーはなかなか代表で居場所が無いんだが、スーパーサブ的な役割で生きるのではないだろうか。

 味スタに行くのは今季初。このスタジアムは専用スタジアムと言うにはピッチと微妙に距離が開いているが、あまり遠さを感じさせない。コンコースを歩いている時ふと頭を過ぎったのだが、コンコースとスタンドを仕切るものがコンクリの壁でなくガラスなので、その開放感がそう感じる理由かもしれない。