ナビスコ杯準々決勝 横浜M×G大阪(三ツ沢)


 どっちが勝つにせよ大差が付くだろうという予想は外れたが、試合自体はこの前のリーグ戦とさして変わらない内容で、それについては特に書く事もない。そんな中で長谷川アーリアの前半のプレーだけは強烈に印象に残っている。ポスト役、裏への飛び出し等、10番と9番の役割を兼ねた「9.5番」的なプレーで、得点もゴールエリア付近からワン・ツーで突破して流し込んだもの。ずっとタイプとしては福西のような長身ボランチだと思ってたんだが、適性はもう1列前か。後半は殆ど消えてたんだが、前半のプレーが継続出来れば、今までの日本にあまりいないタイプ―――長身のセカンドトップ―――になれるかもしれない。カカと前田遼一を足しで2で割ったような・・・て分かりにくいと思うがニュアンスは伝わるだろうか(笑)


 川崎×鹿島はどうせ鹿島が0−0で凌ぐor終了5分前位に野沢辺りが決勝点を決めたりするんだろうと思ったらまさかの結果。これで準決勝もH&A行ける可能性が高まったのは大変喜ばしい事だ。てか4強は全て最近タイトルに縁が無いかタイトルそのものを獲った事の無いクラブが残っているので面白くなってきた。考えてみればマリノスがJを、ガスがナビスコを獲った04年以降の4年間で、国内外何かしらのタイトル(J、天皇杯ナビスコ、スーパーカップ、ACL)を獲ったのはガンバ、浦和、鹿島、千葉、広島、大分の6クラブしか無いのも意外と言えば意外だが。