読書の夏2009

 何と早く過ぎ去った5日間だろうか。月曜に言及した一件も、今となっては所詮当事者の「格」に比例してそれ以上の衝撃の単なる前フリに留まり、まるで遠い昔の出来事のように感じる。この怒涛の1週間のフィナーレを飾る名古屋への出張から帰る新幹線に乗ったら、1週間分の疲れが一気に襲ってきて、浜名湖から小田原を過ぎた辺りまで全く記憶に無い。


 友人がblogでM・フリードマンを読んだと書いていて、少しギクリとした。実はゼミの専攻は新自由主義研究で、2年間、フリードマン「選択の自由」とF・A・ハイエク「隷属への道」をテキストに毎回輪講していたのだった。とても緩いゼミで、印象深いのはいかに水曜のゼミと埼スタでの代表戦を両立させるかという事と、同期にレッズサポがいて彼とサッカートークやチケ取りで色々やり取りした位のものだったんだが、今にして思えば担当の助教授には少し申し訳なく思う。幾度の大掃除を潜り抜けて今でも処分せずに残してある上記の二作、特にハイエク経済書というより思想書哲学書に近いのだが、一度通しで読んでみたい。それ以外にもこの夏は例年以上に休めなさそうだから読書に注力して現実世界から逃避したいのだが(苦笑)


 まぁ今はただ、明日の天気が持ってくれるのを願うばかりだ。