東神奈川に新しく出来た駅ビルに寄ってみたが、思ったよりコンパクトだった。色々店は揃ってるけど、乗換えついでに寄る人より、地元住民の割合が高そうな感じ。パンとか惣菜、スイーツ(笑)類を買うならいっそ横浜のクイーンズ伊勢丹辺りまで足を伸ばした方が種類が豊富てのもある。ただ4階のジェクサーは入るべきか迷う所だ。やっぱスポセンは21時(正確には20時50分)までというのが厳しく、これから寒くなってくると外に出るのも減りそうだし・・・と悩ましいが、先月までの無料入会キャンペーン直後に入るのも癪なので年内は止めておく事にする。
三大陸周遊記 抄/イブン=バットゥータ(訳:前嶋信次)
勿論書物の内容に対する興味もあるが、ここ最近読んだ本を振り返ると要はかつて世界史の教科書に出てきた書物を実際に読んで見たい、という好奇心の方が多分大きい。で借りてしまったのだが、読むと延々と旅の叙述が続くだけなので途中で止めようかと何度も思ったが、何とか読破。「抄」とある通り、これでも全体の四分の一程度までまとめられているようだが。
ただ、モロッコから中東、インドを経て中国まで到達し、帰国後はサハラの南まで旅した道中の描写は、まだ世界が未知の事象に溢れていた様子がよく出ていて、ファンタジー小説、あるいはRPGの世界の源流とも言えるかもしれないが、そういった不思議な世界に対する好奇心によってこの人は東の果てまで旅したのだろうし、それが結果として世界(地図)を広げていったのだろう。
原題は『諸都市の新奇さと旅の驚異に関する観察者たちへの贈り物』というが、このなかなか興味深いタイトルに著者の強い好奇心が表れてるような気もする。
ここ最近は古代〜中世と古典、歴史本を読み過ぎたので、これからしばらくは近現代に戻りたい。