妄想 第2章

幻のアメリカW杯日本代表


GK:1松永
DF:6都並、7井原、5柱谷、4堀池
MF:17森保、14北澤、10ラモス、12長谷川(健)
FW:11カズ、16中山
控え:19前川、21下川、2大嶽、3勝矢、22大野、13前園、18沢登、15吉田、9武田、8福田、20高木


 ドーハのメンバーは今でも背番号付きで言える。今からすればあまりにメンバーが固定されてて覚え易かったのもあるが、井原の7ってのがまたリベロっぽくて格好良かったなぁ。
 実際の94年代表はファルカンが監督でベルマーレの岩本とかが抜擢されてたけど、多分オフトはああいうチャラいのは嫌うはずなので(苦笑)選ばなかったと思う。その他相馬、山口(素)辺りは既に台頭してて、藤田も新人で活躍してたけど、オフトなら予選のメンバーで手堅くチームを作ってただろうと。で、選んでみると、スタメン11人+控えGK2人、大嶽、勝矢、大野、沢登、吉田、武田、福田、高木で21人が埋まってしまった。残り1枠もガチに行けばボランチの控えで浅野が選ばれてたと思うけど、ここは夢を見て前園を選出。何より、ドリブルという武器を持った選手なので。


 この面子でW杯を戦ってたらどうだったろう?まぁ正直厳しいな。ベテランが多いからドイツがそうだったように暑さにやられてただろうし、これといった特徴―――キャノンシュートor鉄壁の守備etc―――もないので、勝点1も厳しい。
 けど一方で大敗もせず、3試合とも1点差で終わってたとも思う。丁度その4年後の様に。


 この大会に出ていれば、フランス大会はもう少し勝点を積んでたかもしれないし、02年もトルコに勝ってたかもしれない。そしてドイツ大会も・・・・妄想も度が過ぎると良くないからこの位にしておく。いや度が過ぎてこそ妄想か―――どちらでも良い事だ。あれから3度の大会が過ぎ、今年で4度目を迎える今となっては。