強豪国についての所感集 その2

久し振りに一日中事務所に、更に言うと会議も無かったので自席に居たら普段の倍疲れた。


フランス
 まだジダンが健在な頃は、若い世代が育ってるからジダンがいなくなっても急に競争力が落ちる事はないだろうと思ってたんだが、それは誤りだったらしい。攻撃に緩急を付けられる選手って重要なんだな。今はフィジカルに物を言わせた縦に速いサッカーで、変化を付けられそうなのはリベリくらいでは。グルキュフジダンとは少しタイプが違う。多分南アは勝ち抜くだろうから残りをメキシコ、ウルグアイで争う事になるが・・・GL敗退は有り得る。


オランダ
 06年も08年も決勝Tに入った途端にGLのサッカーが消え失せて敗退と。ここはGLは絶好調なのに何故か決勝Tに入った途端にそれが消えるが、今回もそうなる予感。それはそれとしてGL2戦目で当たるのはもしかしたら一番分が悪いかもしれない。あくまで印象だが、この国はいつも2戦目に一番インパクトの強い試合をしている気がする。


スペイン
 前回大会も同じ事言ってた記憶があるけど、相変わらず隙の無い23人だわ。FWもビジャ、トーレス+高さが必要ならジョレンテ、中盤も司令塔、ウイング、テクニシャン、フィジカルに秀でたタイプと何でも出来るし、守備も中央、サイドにレベルの高いサブがいて、GKはカシーリャス、レイナ、バルデスって反則だろ(笑)
 ただあまりに完璧過ぎるが故に、優勝は出来ないと予想したい。これまで何度かW杯を見てきたけど、大会前の下馬評程当てに成らない物は無い。同じ理由でブラジル優勝も無いと思ってるんだけど、それはまた後日。