J1第18節 清水×横浜M(アウスタ)


【静岡行】
 アウスタ、というか日本平丁度5年前にSBS杯を観に行って以来2度目なんだが、Jでは初で、しかも今日はチケ完売という事で結構楽しみだった。先週仙台に行ったばかしだが、静岡は新横浜から40分と近いんで日帰りの旅には丁度いい距離感。初めて静岡駅に降りたけど、駅前の徳川家康像が、微妙な設置場所といい、その辺のオヤジに甲冑を着せたような何とも言えない感じといい、仮にも幕府の開祖&日本史の超重要人物の像にしてはあんまりな扱いだった。

【試合】
 前節清水が鹿島に勝ったのをみて、これまでとは違う勝負強さが身に付いてるのかな、と思っていたら開始2分でマリノスが先制(苦笑)中村の、相手のチェックに動じない突破が生んだゴールだった。その後同点に追いつかれたものの、後半にFKを得て、段々とFKが枠に飛ぶようになってきたのでそろそろ入る頃かな、と一緒に観たgommyに言った直後にゴール。このFKとか先制時の突破とか、コンディションは3月頃の水準に戻ってきたと思う。W杯の為に帰ってきたのに、まさにそのW杯(準備期間含)中のコンディションが最悪だったのはどうかという気もするが(苦笑)32歳になる選手のコンディションでチームの命運が決まるのは実は結構危うい状況なのだが、少なくとも今季の後半戦は内容の伴った試合が観れそうな気がする。先制出来れば、という条件付きなんだけど。
 4月の日産の試合は行って無いので、清水の試合を観るのは今季初だった。先制された後も落ち着いてパスを回していて、さすが何年も同じ監督でやってる&首位だけはあるとは思った一方で、相手守備を完全に崩した場面というのは得点シーン以外殆ど記憶に無い。巧いけど、あまりに正々堂々とし過ぎて恐さがないとでも言うのかな。岩下の退場は不運で、あれが無ければor岡崎が決定機を外さなければ引き分けだったかもしれなけど、その“もう一歩、あと一歩感”みたいなのも同時に感じられた。何の根拠も無いけど、岡崎が成長して↑の決定機とか、オランダ戦の終了間際のチャンスを決められる選手になったら、自然とタイトルが手に入るような気もする。

【帰路】
 行き帰りは車で静岡まで送って貰ったんだが、先週の仙台もそうだが、車にしろ地下鉄にしろ、例えば埼スタに行ったら常に渋滞・混雑を覚悟してる身にとっては拍子抜けする程あっさり帰れるのは羨ましい限りだ。途中東静岡でガンダムを拝んで(照明が落ちててよく見えなかったが)、最後は静岡名物というおでんを食して帰路へ―――