2010年の観戦を振り返る

 今年も今日まで合計38試合を観戦した。38という数字はここ数年に比べると大分落ち着いたペースで、振り返ると日立台フクアリ観戦が無くなり、日程面でも等々力や日産、味スタの試合が被ったりして、土日分散観戦や同日ハシゴ観戦も無かったのが原因かと思う。来年は味スタ観戦も少なくなりそうだが(J2東京ダービーは行きたし。)、柏が上がってくるのでまた日立台には行けるかな。それと前にも書いたがレベスタorビックアーチ遠征も。
 では

■ベストゲーム
1位:日本1×0パラグアイ(2010/9/4親善試合@日産)
2位:横浜M4×0川崎(2010/3/20J1第3節@日産)
3位:磐田5×3広島(2010/11/3ナビスコ杯決勝@国立)
4位:川崎3×1鹿島(2010/9/8ナビスコ杯準々決勝第2戦@等々力)
5位:横浜M1×3鹿島(2010/4/24J1第8節@日産)
 1位は試合前からの雰囲気や内容、結果を含めてこの1年でベストだった。何と言うか、学生時代の代表戦の雰囲気が戻ってきたような、そんな感じ。2位はマリノスベストゲームで、この時までは中村を上手くチームに融合させて、小笠原が戻ってきた鹿島や小野の清水の様に上位に行けるかと思っていたんだが。3位はナビスコの決勝で、延長だけで4ゴールも入る展開ながら決して緊張の切れた様な内容でなく、どちらも死力を尽くした試合だった。4位はそのナビスコの準々決勝の2戦目で、先制された時点で川崎は最低2点必要だった中で、そこから3点を奪って90分で逆転した展開が面白過ぎた。このカードはいつも外れが無い。5位は鹿島のあまりに完成されたサッカーに対して。11人の意識が統一された、モウリーニョインテルの日本版の様なサッカーに、試合途中背筋が震えた。


■印象に残ったゴール
1位:香川(日本1×0パラグアイ2010/9/4親善試合@日産)
2位:前田(磐田)(磐田5×3広島2010/11/3ナビスコ杯決勝@国立※2点目)
3位:槇野(磐田5×3広島2010/11/3ナビスコ杯決勝@国立)
4位:渡邉(浦和2×3横浜M2010/5/8J1第11節@埼スタ
5位:兵藤(川崎1×3横浜M2010/9/11J1第22節@等々力)
 1位は代表ベストゴールにも挙げたけど、選手の特長が組み合わさった美しさが素晴らしい。ゆっくりパスを回しながら、最後は中村(憲)が急に縦に速いパスを入れて相手の虚を突くプレー、そしてパスの先に走り込んでシュートを打つ香川。2位はナビ杯決勝の延長で、前田が一人で持ち込んで最後は浮き玉で流し込んだゴール。あの時間帯はスタジアム全体が前田がボールを持つ度に何かが起こると確信してたと思う。3位も同じくナビの決勝で、槇野が決めたFK。一度蹴り直したんだが、それでもあの場面でFKを決める精神力は大したもんだわ。しかもDFだし。4位は埼スタ渡邉千真が開始直後に決めたミドル。この頃までは普通に点を取っていたのに、後半はベンチ入りも出来ず、たまに出てもサイドに流れたりゴールから遠ざかるプレーばかりだった。あれだけの素質が有るのに勿体無い事だ。5位は等々力で兵藤が決めたミドル。この選手もそうだが、ああいうシュートが打てて、今季は頭でも決めたりしてるのに、試合中は安全第一パスばかり選択して恐さが無い。マリノスは谷口を獲ったけど、本来なら兵藤がもっとダイナミックに動いていれば獲得する必要は無かったのでは?


■ベスト遠征
1位:仙台×横浜M(2010/8/7J1第17節@ユアスタ
次点:清水×横浜M(2010/8/14J1第18節@アウスタ
 今年は念願の初ユアスタを決行し、噂通りの観易い専スタ+仙台七夕観光付きとこれ以上言う事無い。次点はその翌週に行ったJでは初のアウスタ観戦で、新横から40分程度で静岡に着く近さに驚いた。↑で広島or福岡遠征希望と書いたが、ヤマハもまだ未制覇なので、土曜昼開催とかなら是非行ってみたい。


■ワースト遠征
日本×韓国(2010/5/24親善試合@埼スタ 
 強いて言うならこれか。あの帰り道の雰囲気の重さよ。よく翌日出社出来たと思う。