謹賀新年

 今年の年越しは紅白とガキの使いを交互に視てたけど、紅白は去年の方が面白かった。桑田の歌はちゃんと聴いたけど、去年の永ちゃんみたく歌詞を間違えまくって途中から歌詞テロップが表示されなくなる(笑)ような激しさは無かったし。途中から松下■緒の声が段々去年の仲間由△恵と同じに聴こえて、やっぱこういうタイプがNHK好みなんだなと改めて実感した程度。


 で、年が明けて今年は7年振りに天皇杯の決勝をTV観戦した訳だが、お互いに力を出し尽くした好試合だった。生で観ていたら、2011観戦ベスト5の有力候補だったろう。敗れた清水もやれる事は全てやったけど、鹿島がさらにその上を行った―――そんな試合でもあった。
 印象に残ってるシーンが2つ程あって、1つは清水の見事なサイドチェンジを鹿島の左SB宮崎が何度もカットorクリアしたシーン。もう1つは清水のパスに対して、カット出来ずとも少なくともコースは変えようと鹿島のフィールドプレーヤーが足を伸ばしていたシーン。サイドチェンジのキックは強く早い見事なもので、普通ならあれは通って清水のチャンスに繋がっていたはず。パスに対しても、コースが変わっても結果的に通されてしまうシーンはあったものの、何回に一度かはボールを奪う事に成功し、しかもそれは清水陣内だったから鹿島のチャンスに繋がっていった。
 最終的に鹿島の2点ともセットプレーだった点を含めて、小さな積み重ねが最後に結果に大きく影響する―――去年の鹿島戦をこの眼で観て分かったつもりになっていたが、TVの引き画面を通すとより一層痛感した。


 そういえば昨年末に大分振り返り記事を書いたけど、去年のJ全順位予想反省会はまだだったから近いうちに書いておく。


 そんな感じで本年も宜しく。