Take Action

 ある一時期、自分の周りで↑の単語は一種の苦笑を持って迎えられていたのだが、今日はマジだった。
 今日はまずお茶の水にあるサッカーミュージアムで被災地に送る支援物資の収集&仕分作業があり、少しお手伝いをさせてもらった。物資は品目を絞って衣料品中心だったが、最終的には2tトラックに積み切れない位の物資が集まった。避難所が1000箇所以上もあり、避難者が数十万規模になる中ではまだまだ足りないだろうが、一人でも多くの人に行き渡る事を願う。ちなみに今回初めてドライシャンプーなるものが存在する事を知った。
 夜はこの御時世で売上が落ち込んでいるであろう新橋の消費活動に少しでも貢献すべく、と書くと大仰だが要は飲みに。別に新橋に限らず売上は何処も減っているだろうが、ネオンが落ちて暗いSL広場がシンボリックなのと皆の交通の便を考えて。
 よく考えたら震災後に皆とこうして集まるのは初めてだった。それぞれの業界での震災対応とかその他諸々の話を聞けたけど、話の中身もさる事ながら、喋る事自体有意義だった、と思いたい。照明の落ちた夜の街に限らず、昼間の人通りの少なさとか、中吊りが殆ど消えた電車内とか、一見日常に見えて実は非常時なのを実感させられる場面は多々あり、おそらく今後それは常態化するのだろうが、少しずつでも以前の状態に戻し・・・と言う事で4月にまたフットサルしたい。