キリンカップ 日本×チェコ(日産)


【雑感】
・スタメンの所属クラブではチェコを圧倒。
・レギュラー組だったせいか、ペルー戦よりかはボールが回ってたけど、やっぱ3−4−3の「4」が前の3人をフォローしないと孤立して手詰まりになってしまう。長谷部と遠藤が交互に上がって下がってを繰り返さないとキツイわ。
・後半に家長が遠藤の位置に入ったけど、なかなか良かった。唯一代えの利かない選手だっただけに、後継者候補が表れて何より。
・友人がこの布陣なら佐藤寿が必要と言ってたが、なるほどなーと。巨漢DF相手でも何時の間にか前に体を入れてボールを受けたり、裏に抜け出す技術は日本有数なんで、ハマったらかなり面白そう。李は戦う姿勢とか積極的なプレーは良いけど、自意識が過剰なのかオサレパスを狙い過ぎる。佐藤みたくもっとシンプルにやった方が効果的な時もある。
・3−4−3はオプションらしいけど、いつ何処でこのテストが役に立つか分からんし、決して無駄にはならないとは思う。W杯前の親善試合で(アウェイ南ア戦だったか)アンカーを置いた4−3−3を試したけど、結果がスコアレスだったのもあって、当時の評価は“貴重なアウェイ戦を無駄にした”という声が多かった。だが、本大会ではそのアンカーを置いた布陣で結果を出した訳で、本番直前に何とか形になったのも、あの南ア戦が役に立ったのだろうし。
・本田のフィジカルの強さは頼もしい限り。クラブではパッとしないけど、代表でのこの安定感、安心感はさすがと言うしかない。
シャルケのウッチーに対する(黄色い)声が凄まじかった。こういうキャラはA代表ではあまりいなかった気がする。ユース代表だと、その昔市船に増嶋という選手がいたが・・。あの顔でブンデス仕込みの泥臭いタックルをする姿にギャップ萌え、なんだろうか。


 去年のパラグアイ戦でも感じたけど、雰囲気が02〜04年辺りに近くなった。ふと、遠藤や前田以外の今の代表選手はその頃まだ10代だったのかと(宇佐美などまだ小学生か。)思ったら、隔世の感が。