8/10国際Aマッチデー雑感

■日韓戦
 やっぱこのカードは両国ホームユニ+白パンツが相応しい。一見似ているように見えて、実は全く対照的―――それが最も表れているので。ホームでの勝ちは98年ダイナステイカップ@横浜国際以来らしいが、あれは確かスタジアムの柿落としだったはず。霙交じりの悪天候(しかも真冬)でCKから中山&城のヘッド2発で勝った試合。近所で試合やってるのに当時はTV観戦がデフォだったな。
以下雑感 
・香川の先制ゴール時をリプレイで視た時の感覚は、例えばイニエスタの試合中の(ゴールとは直接関係の無い)さり気無い超絶技巧を視た時のそれに近い。あの背筋がゾクッとするような興奮。昨日は全てのプレーが圧倒的で、特に本田と2人だけでボールキープしたシーン(後半半ば頃だったか。)には溜息が出た。


・清武があれ程フィットするとは思わなかった。監督は宇佐美より継続性があると言ってたけど、本当にその通りでさすがと言うしかない。


・海外組が増えて当たりに来られても苦にしなくなった面は確かにあるけど、同時に“かわし方”も上手くなったと思う。1トラップ目で寄せて来る相手をかわすようなトラップが多かったが、そういう所に。


・李はゴールこそ無かったけど、プレー内容は過去最高の出来だった。以前は“俺が俺が”の視野の狭いプレーだったのが、昨日は周りを上手く使い、それが香川の1点目を生んだし、李自身のシュートチャンスにも繋がった。FWだから自分で決めるという意思は重要だが、佐藤寿から周りの活かし方を吸収してその辺の難しいバランスを取れるようになってきたのかな。


・2点目で駒野が股抜きしたのは前にいるはずの朴主永だったけど、ボールが来ないから下がる→益々前に繋げず、という悪循環で、そうするしか無かったんだろうな。具滋哲李根鎬とか他にも良いアタッカーはいたけど、そこにパスを出す選手がいないから、例え(怪我で欠場した)李青龍がいてもあまり結果は変わらなかったと思う。昨日も危険な足裏タックルを連発していた奇誠庸は向こうでは“キラード(韓国版ジェラード)”とか言われているらしいが、まぁある意味イングランドっぽいとも言えるな。フィジカル、スピードに優れてアグレッシブにクロスやミドルを打って来るけど、意外性、創造性が皆無という意味で。


・例の国歌独唱だが、最初北海道出身だとか何かしら縁あって起用されたのかと思っていたら、全然関係無いのかよwまぁ君が代は独特の旋律だから上手下手を見分けるバロメーターになると思う。昨日までwikip○diaに「ボーカルが歌が下手。」と明記されてたんだが、今日になって消されてた。一応メジャーデビューしてるのに“歌が下手”って(笑)


■独×伯
 今日のタイトルが↑なのはこの試合も書きたかったからなんだが(笑)、特にゲッツェのゴールが鳥肌物。

手堅く行くなら前の4人は
ゴメス―エジルポドルスキミュラー
なんだろうけど、ゲッツェシュールレ、後はロイス、ホルトビーも出てきて2列目は本当に層が厚い。この辺は日本と似てるけど、守備陣がさほど厚く無いのも似てる(苦笑)