J2第35節 FC東京×水戸(味スタ)


 マリノスが絡まないJを観に行くのは夏の九州行以来で近場なら今年初。こういう試合を観る度に実感するのだが、いかに普段日産や三ツ沢で緊張感を持って、というか力んで観ているか気付かされる。今年中に一度はJ2の東京を観ておきたくてなかなかチャンスが無かったんだが、丁度この日昇格の可能性有りと言う事で去年の開幕戦以来、凡そ1年半振りの味スタへ。
 飛田給からスタジアムまでの道のりもそうだが、試合内容も面子で圧倒する割にスコアは渋い(2−0)いかにもな大熊サッカーで、試合前のスタメン発表、ガスサポユルネバやチャント/コール含めてこれぞFC東京という感じの懐かしさ(笑)に溢れていた。そうそう水戸では途中出場で鈴木隆行が出ていたが、レフェリーが思わず笛を吹いてしまうような倒れ方は健在で、これも一種の伝統芸として楽しんだ。残念ながらFKを取っても代表と違ってセットプレーの精度が低く得点には結びつかなかったのだが。
 他のJ2上位陣も勝点を伸ばした為、試合前の時点で今日の昇格は無くなった。だがまぁ一緒に行った友人が言っていたが、今日は来年またJ1で観る為の予行演習だったと言う事で。