穏やかな好天に恵まれた30日、川崎にて年内最終戦が開催された。集合時刻通りに集まった参加者は全体の半分に留まったものの、代表barcaw氏によれば予想を越えるものではなく、特に問題視される事無く会場のAFP川崎へ向かった。
今年も最終戦は大会形式を採用された。今大会は参加20名を4チーム分けて2回戦総当たりのリーグ戦を開催し、最後は1位と2位で決勝、3位4位で3決を実施するレギュレーションで、チーム分けはその時点での得点ランク上位4名を別チームに配し、その他技術面、精神面、また政治的影響等様々バランスを考慮した組分けとした。また昨年専任GKが当たりまくってゴール数が激減した反省から、GKはチーム内でのローテーション制とした。
そのような経緯からゴールラッシュが期待されたが、今年もやはり各チームGKが当たりまくってロースコアゲームが続出する結末に。やはり普段のフットサルと異なり、大会形式にするとそれだけでプレーの緊張感も増した為と考えられ、次回以降の改善が期待される。GKでは特にK浦のプレーが際立っており、最近あまりプレーしていないという謙遜とは裏腹にスーパーセーブを連発してチームに大きく貢献した。
チーム分け時点では戦力的にも均衡するものと期待されたが、大会は前述のK浦を擁するチームAが勝点を伸ばす結果に。K浦が守備を見て、Dちゃんがバランスを取り、そしてピボのY氏をS野、T内が支えると言う、まるで高校、大学の人間関係がそのままピッチ上で体現されたのかと見紛うプレーは非常に安定感があった。他チームは、チームBはSONE、Y気で鉄壁の守備を構築し、得点ランク2位torやKATOKEN、K太郎を擁したものの、途中Y気が負傷離脱する不運も重なり、チームCは得点ランク2位と5位(ハラD、arz)、たまに参加するとゴールを量産するI田、そして元祖守護神PAPA、そしてbarcaw代表を擁したにも拘わらず得点力不足に苦しんだ。またチームDは得点王奪取に燃えるONIや得点ランク4位Yチケン、そしてファンタジスタM野、Mグを擁する豪華布陣だったものの、各自個人的目標に走ってチームとして機能せず、バランサーSWTの負担だけが増す結果となった。それでもチームプレーを意識するようになって以降は内容が向上し、Aとの決勝でも一時逆転するなど優勝に大きく近付いたものの、終了間際にS野のゴールが決まって同点→リーグ戦の結果を元にAの優勝となった。
【第2回FC.boss CUP結果】
優勝:チームA(Y氏、S野、T内、K浦、Dちゃん)
得点王:Y氏(6点)
得点ランク
1位:Y氏・・・6点
2位:ONI、S野、Yチケン・・・3点
4位:T内・・・2点
5位:Y気、I田、ハラD・・・1点
大会後は忘年会兼年間表彰式が開催され、Y氏が大会得点王と合わせて2冠を達成した。賞品にはFC.bossらしく書籍と言う事で内田篤人のフォトブック「僕は自分が見たことしか信じない 」が贈呈された。「Saeko One&only 「私は私」。ルールに縛られない、おしゃれな生き方」と最後まで迷った末の選択だったと言う。一部出席者からは「これはエロ本」「一度見たら充分」などと言った声が上がったものの終始和やかな雰囲気の内に式は進行し、最後は昨年同様第一子が誕生したメンバーに記念品が贈答されて終了した。
【2011年間得点ランク最終結果(上位10傑)】
1位:Y氏・・・・32点
2位:ハラD・・・・23点
3位:tor、Yチケン・・・・22点
5位:arz・・・・15点
6位:T内・・・・14点
7位:ONI・・・・12点
8位:barcaw・・・・10点
9位:KATOKEN・・・・8点
10位:SWT・・・・6点
かくて無事忘年会も終了したものの、1人がほぼ全てを取り仕切る現体制の大きな課題も明らかとなった一日だった。もし1人で当たり前の様に開催し続ける事が参加者が本当に当然の事と受け止めるならば、それは全く本意ではないので誰かに代わって貰う事も考えないといけない。大変失礼な言い方になるが労多くして報い無し、最後に口を揃えて一言感謝されても全く心に響かないのも事実なのだった。
とは言いつつ自分自身が皆とフットサルして飲んで、たまに走って、という環境が好きなのでまた来年も同じ様に開催される事と思うけども(苦笑)