J1第8節 横浜M×神戸(日産)


 日産に行くのは約1カ月ぶり。出張中家を空けていたので掃除やら色々あってスタジアムに着くのは時間ギリだなと思って急いだら、駅からスタジアムまでやけに人が少ない。試合直前だからかと思って着いたら試合開始を2時間間違えていた事を知った。16時開始なのに14時に着いてしまい、あまりの好天もあって試合開始までに昼ビールが進んでしまった。

 前半はマリノスがボールを保持する時間が長かったが、その割に決定機は少なく、印象としては何となく時間が過ぎたまま45分が終了。後半に入ると神戸が積極的に攻めるようになり、その流れの中で先制点を奪う。マリノスのここ数試合はハイライトしか視ていないが、こういう風に失点して勝点が0なり1に留まるのかと思っていたら、右サイドからのクロスを小野が頭で合わせて同点、その数分後に今度は小野のクロスを谷口が合わせて一気に逆転した。どちらもシンプルなクロスだったが、これは上手く相手DFの裏をかくポジション取りをした小野と谷口のセンス勝ちといったところかな。さらに数分後には中村のFKを神戸GK徳重が何故かパンチングせず腕を引っ込めたその先に中澤が合わせて3−1。そのまま試合終了し、公式戦初勝利と。

 これでチームは落ち着いて勝ち点をそれなりに積み上げていくとは思うが、結局その時点で好調な個人のセンスに大きく依存するのは変わらないので(今だったら小野)、長いシーズンで見たら波の激しい展開になるとは思う。次に行けそうなのは来月のガンバ戦なんでそこでどうなるか。まぁあのチームも相当な状態なんで十分勝つチャンスはある。

 試合後は横浜駅方面まで繰り出したが、駅周辺の街並みを眺めながら自然と福岡との違いを比較していた。同じ様な街並みに見えて実は結構違うもので、それぞれ良さはあり、天神周辺の広い道路は建屋が密集して坂道の多い横浜からしたら羨ましい限りだが、やっぱここが一番落ち着く。そこに理由は無く、物心付いた時から見慣れていた、それだけの事なのだが、それが大きいのもまた事実。