近日中に謝罪会見を行うのは決まっているとして(苦笑)、決勝前に少し所感などを。
代表だけでなくユベントスでもそうだが、正直ピルロ一人いるだけでここまで違うのかと。1人の絶対的エースで県大会を勝ち抜いたりする高校サッカー、高校野球ではあるまいし、このレベルでそんな事は有り得ないと思っていた。勿論ピルロが活きる様なチーム作りがされていたり、周りの選手もそれなりの水準のが揃っているからこそではあると思うのだが、今回のイタリアを視ててサッカーの見方を少し改めさせられた。
後はCL決勝でもそうだが、守りのメカニズムが攻めのそれより少し進んでいて、チェルシーとかイタリアみたいな組織の守備を体得したチームが有利ではあったかな。逆に言うと、そういう守りを崩すような攻撃が代表レベルではまだ現れていない。(クラブならバルセロナが実現させているが。)ドイツも通常の代表レベル以上の連携を磨いてきたけど、イタリアには及ばなかった。その意味で決勝ではスペインがどうイタリアを崩すのかに注目したい。