準決雑感

 男子の方の準決は寝落ちして前半の殆どを見逃した。
 まぁメキシコは強かったけど、こういう試合の後は感情が先走ってこれまでの勝利すら全否定するような論調で覆われる訳だが、勿論そんな事は無くて、これも長い目で観たら経験として積み重なっていくものかと思う。世界大会で5試合以上戦う事って、2000年前後にワールドユースとかコンフェデで決勝進出して以来10年無かったが、その間はGL敗退か“決勝T1回戦で惜敗”続きで、昨日の様な敗戦に直面しないまま何となく“もしかしたらもっと上に行けたかもしれない”という漠然とした期待感のまま終わっていた。だがもし南アのパラグアイ戦を勝ち抜き、スペインと当たっていたら昨日の試合と同じかそれ以上の衝撃を受けていたかもしれない。南ア以降、去年のU17もそうだがしっかり相手の攻撃を撥ね返せるCBを置いて守備を整備し、チームの結束を高めればある程度結果を出せるのは分かって来たので、後はアジアの大会の様に、大会で5試合、6試合戦う事を想定したコンディショニングとかマネジメントが出来れば、今以上に達せるかな。なでしこみたく決勝T緒戦にピークを持って行ける位のレベル(≒GL緒戦にピークを持って来ずとも勝ち抜けが計算出来る。)になるのが理想。
 
 3決の相手は、今までからしたら珍しく五輪代表(U21〜)になってから対戦が無いんで、最初で最後の勝負を是非勝って欲しい。