J20年

 初めて観に行ったの遅く、98年だった。93〜95辺りは人気でチケが取れなかったのもあったが、そもそもサッカー=TVで視るもの、と思い込んでいたし、スタジアムまで遠いイメージがあった。今考えると三ツ沢、等々力、国立とそう遠くない場所で開催されてたのだが、当時は三ツ沢=バスでしか行けない陸の孤島、国立=遠い東京、等々力=川崎らしいけど何処?という先入観(苦笑)
 そんな中、98年に近所に横浜国際総合競技場がオープンし、ようやく行ったのが2節のフリューゲルスとレッズの試合だった。(確か開幕戦は横浜ダービーで横浜FがVゴールで勝ったはず。)昔からマリノスの方が好きではあったが、別にフリューゲルスを敵視してた訳でも無くて、練習場が近かったのとブラジル人コーチの娘が小学校の同級生にいたのもあって親近感はあった。
映像はさすがに無いだろうと思いつつ探したら発見(驚愕)

 この年は黄金の79年世代が高卒の新人で、横浜Fは遠藤、浦和は小野がスタメン。当時から小野は有名だったから半分以上小野見たさに行った面はある。遠藤も“(79年世代の)九州最高のボランチ”て触れ込みで知ってはいたけど、あの頃の同世代は稲本が第一人者でまだそれほど目立っていた訳では無かった。浦和の監督は現技術委員長で2トップに大柴、岡野だったが、まぁこうして見るとここは昔から本当に快足ドリブルFWが好きだな。で、結果は2−0で浦和勝利だったのだが、小野のJ初ゴールを目撃出来たというだけで行った価値はあった。
 ちなみに初マリノス観戦はその3日後の広島戦(三ツ沢)。我ながらよく行ってるなと思うが当時は春休みで、この時はさすがに三ツ沢は地下鉄で行けば近い事を知っていた(苦笑)。試合はサリナスが4点を決め、4−0でマリノスが勝った。若き日の中村(この当時2年目)も勿論いたが、つい昨日も15年前と同じ三ツ沢で同じ25番を付けてプレーしてたのを考えると感慨深い。