90年世代

 セルビア戦、ベラルーシ戦のメンバーを見てまず思い付いたのが、90年生まれの多さ。

90年生まれ:酒井(宏)、山口、柿谷、大迫、齋藤、工藤
※その他代表候補、経験者:鈴木(大)、大津、東、米本、山田(直)など

特にFWの4人は全員タイプが異なり、よくまぁ同年代にこれだけ人材が揃ったなと。
同年代、という意味で思い出すのは現代表の中核が86年生まれと言う事。

86年生まれ:西川、長友、本田、青山、岡崎、
※その他代表候補、経験者:細貝、森脇など

 いつも不思議に思うが、(レベルは上がっているにしろ)1年毎にユースの指導が大きく変わってる訳では無いのに、ワインよろしく出来に違いが出る。79年世代を始め、何故か特定の年代に逸材が揃ったり、あるいは谷間(不出来)扱いされる年代も出たりで。
 偶然だとは思うが、86と90がW杯周期と同じ4年離れてるのは面白い。86年世代は“本田と仲間たち”というイメージなんだが、90年世代だと中心はやはり柿谷になるだろうか。まぁ86世代はブラジルW杯でも未だ27〜8歳でむしろこれから選手としてピークを迎えるし、香川(89年)、内田、吉田(88年)の様に他年代にも選手はいるので、すぐに中核になる事はないと思うが、3年位経てば3〜4人代表のレギュラーになっていてもおかしくない。酒井、柿谷、山口辺り。

 しかし90年という響きには完全に別世代感があるな。