今日は実家経由で三ツ沢に向かったのだが、初めてバスで直接行くルートを試してみた。実家からそのバス停までは徒歩で10分と少し歩くのだが、そこからだと三ツ沢まで一本。地下鉄を使ったら三ツ沢上町駅から徒歩10分掛かり、横浜駅まで行ってバスに乗っても、まず乗るまでに長い列に並んで乗ってからも駅周辺の渋滞にハマるので、ならばと。
初めて使う路線なので半信半疑でバス停に向かったら、既に並んでいたのはマリノスユニを着た母娘2人組だった。自分の後に並んだ2組も明らかに三ツ沢行の格好をしていたし、やはりバスで一本と言うのは観戦し易さという意味で影響が大きいのだろうな。ナビスコ杯鹿島戦の時に市ヶ尾から小机までバスで行ったが、その時も途中でマリノスサポ親子が何組か乗ってきたし。
バスを待つ間の暇潰しに上述の母娘(母親はおそらく自分とほぼ同世代、娘は幼稚園位か)と話したのだが、“日産に行くのはいつもチャリ”などといった地元民ならではの話で盛り上がってしまった。先にスタジアムで祖母(一緒にバスで並んだ母の母)が並んで席取りしているとの事で、3世代観戦てのも凄い&素晴らしい事だ。
試合について。今日はマリノスは最初から飛ばして開始5分も経たない内に中村のゴールで先制したのだが、この時点では2節の同カード(5−0)の再来を思わせるものであった。清水の両SBは右が杉山、左は河井というどちらも中盤が本職の選手で(しかも河井は背番号10!)、明らかに急造感を醸し出して不安定だったし、押せ押せの展開。ここで2点目が入っていれば5−0コースも有り得たと思うが、実際は押しつつも決定機そのものは作れなかった。
そんなこんなで前半15分を過ぎる頃には清水もようやく落ち着いてきてボールを繋いで前にパスが通るようになり、何度か惜しいシーンを作る。その流れのまま後半も進み、2度ポスト、バーに当てるなど、決定機の数ではマリノスを上回ったのだが、それでも最後で踏ん張って1―0でマリノスの勝利。
正直内容的には先週のセレッソ戦とほぼ同じだった。異なるのは先週は先制され、今節は先制した、この1点に尽きる。先制すれば例え押されようと上手く時間を使って強かに逃げ切れるが、逆に先制されると焦りで攻撃が空回って同点が精一杯ーーーそうは言いつつも今日は勝点3なのだから、タイトルまでまた一歩近付いたと言えるだろうか。近付いたとは言え、このように毎試合一歩間違えば、という試合内容の連続ではあるのだが。