福岡行(初日)

 友人の結婚式により昨年末以来の福岡、という事で前々からとても楽しみではあったのだが、担当しているイベントが4/21(月)開催という何とも微妙な日程となり、4/18までに開催して後顧の憂いを無くして九州に飛ぶという私の目論見は脆くも崩れ去った。月曜開催という性格上金曜は色々準備に追われ、前泊希望も希望のままに終わり、たまには月曜有給というささやかな望みも断念せざるを得ず、という有様。まぁ金曜遅かったお陰で、余興の映像の修正版を会社帰りに受け取れたというのはあったのだが。帰ったのは結局0時近くとなり、そこから準備等で殆ど寝れないまま翌朝羽田へ。

 朝の空港はそれだけで旅の始まりを感じさせる雰囲気があって好きなのだが、飛行機に乗ると睡魔で離陸時には意識が半分飛んでいた。福岡着後、同じ当日発組の友人達とタクシーで会場のホテルに向かったが、福岡は蒸し暑く、初夏を思わせる陽気。

 今日の主役はサッカー選手で言うなら若かりし頃はムラの多いタイプだったのが、年齢と共に安定して力を出せるようになったタイプ。地方や海外への赴任経験も大きいのだろうが、年を重ねるほどに磨かれているというか、社会人としての深みを増しているような印象を受けた。スピーチ然り、その他の立ち振る舞い全てにおいて。周りの同年代の友人は皆刺激を受ける者ばかりだが、あまり会えないこの男については特にそう思う。そろそろこちらに戻ってくるとの事なので、FCbossメンバーとしても期待したい。本人曰く最近はゴルフ三昧らしいが(笑)ちなみにFCbossで言えば、諸般の事情で招集せずにいた友人ともこの日久々に会ったのだが、本人からの近況報告の結果、晴れて復帰の運びとなった。
 式の終盤、数少ない東京組である我々は映像付き余興も披露したが、どのような空気感だったかは最後の記念撮影において出席者の幼い子供が我々を無表情で眺めていたと言えば分かるだろうか?個人的には映像の自分の演技があまりに猿芝居過ぎて納得行っていない(苦笑)ああいうのはもっと振り切れないと駄目だな。まぁそれはそれとしてサプライズゲストや福岡在住の友人にも会えたのは嬉しかったが。最後は新郎新婦の素晴らしいスピーチに心を打たれ、式は終了した。

 式の後はホテルでチェックインして個別2次会へ。少し時間があったので中洲〜春吉周辺、つまり2年前福岡にいた頃定宿にしていた辺りを散策した。

思えば福岡生活が始まったのも2年前の同じ4月半ばだった。あの頃から何も変わっていなかったが、もう2年も経ったというのが信じられない。福岡は親戚がいるというのもあるが、他の街と違って「外に出かける」というよりかは「また帰ってきた」感覚が大きい。本当に良い街だ。
 夕方からは那珂川沿いの中洲を望む立地にある老舗で水炊きを堪能し、

その後は何故かアイリッシュパブでプレミア中継(トッテナム×フルアム)を視つつの最後は屋台ラーメンで締めてホテルに戻った。2年前は結局一度も屋台行かなかったのでようやく。