J1第32節 神戸×横浜M(ノエスタ)


京阪神
 今年の旅は8月の仙台で終わりと思っていた中で急遽決まった。1年前の今頃は磐田に行っており、今回もその時と同じ昼の試合だったので日帰りと思い込んでいたのだが、よく考えたら今年は3連休でこの時期の関西と言えばまさに紅葉の季節ではないかと。かくして1泊での京阪神行が決定。

 決まったのが遅かっただけにツアーを押さえられず、宿と列車を個別に確保したのだが、行きの新幹線は自由席になってしまった。品川発なので最初は7時位に駅かと思っていたのだが、事前に調べれば調べるほど座れるか不安が増したので、結局6時過ぎに品川着。だがその時点で既に東京から来るのぞみ自由席は満席+立ちの状況だった。
 その後3本のぞみを待ったが状況は変わらず、というか時間が経つ程混雑率が上がるのは自明だったので、これで駄目なら立ったまま神戸まで行くしかないと覚悟を決めつつ次の新大阪行きひかりを待っていると、乗車率は半分程度であっさり座れた。ひかりは停車駅こそ多いが、品川から新大阪まで3時間弱で行けるので全く問題無い。行きの車中では富士山が綺麗に見えた。新大阪(ここも更に西へ向かう人で結構な混雑だった)で後続の新幹線に乗り換え、10時過ぎに新神戸着。

 神戸は昨年6月以来だが、今回はまず行った事の無い異人館へ。新神戸から徒歩圏内なのだが、神戸の山のふもとにあって上り坂多し。民家の建ち並ぶ中に洋館が点在しており、有名な風見鶏の館は中も見学した。

横浜にも同じ山手という名を持つ街があり、明治期に来日した外国人達の屋敷が並んでいるが、こういう所もどこか似ている。ちなみに横浜の方は行った事は無い。
 異人館からは三ノ宮まで歩き、神戸の中華街、南京町にて昼をば。これもまた横浜との共通点だが、神戸は店の前で点心、北京ダックなどのテイクアウトの屋台を出している所が多い点が違うかな。昼食後にノエスタへ。

■試合
 ノエスタ自体は去年の6月以来だが、マリノス戦は07年の最終節以来の約7年ぶり。
 試合前の時点でマリノス10位、神戸9位とお互いタイトルも降格も無い中位同士の戦いだった。故に何かを懸けて戦う試合特有の緊張感は薄かったものの、一方でそういう試合にありがちな動きの硬さも無い、お互いに攻め合う展開となり、複数人が絡むパスワークなど、サッカー自体は観ていて面白かった。マリノスも内容的には今季1、2を争う試合だったのではないかと思う。前半で先制し、その後追い付かれたものの後半に勝ち越して2−1の勝利。1人1人が自然体でプレーしているのが印象的だった。元々上手い選手は多いので、落ち着いてやればこれくらい出来るのかと思う反面、勝てるチームは重圧の中でもしっかり結果を出すものだとも思う。
 神戸はシュートシーンこそ多かったが、やはりタレントの質と試合内容が一致していない印象を受ける。ここもマリノス同様来季監督が変わる中でどうなるのか。

■試合後
 試合後は大阪に移動して新世界で串カツをば。7月にも来たばかりだが、その時は食べられなかっただけに念願の。

有名店らしく結構並んでいたが、回転が早く30分程度で入れた。串カツ自体、普通の居酒屋と違って長居して飲み食いするものでは無いしな。そうそう今日知ったのだが、通天閣の頂点のネオンの色は翌日の天気予報を示しているらしい。

結構歩いて足が張ったので、宿の近くのドラッグストアで休足時間を買って回復に努めた。