J1後期第13節 仙台×横浜M(ユアスタ)


 ユアスタに行くのは2年連続の通算5度目。遠地アウェイは泊まりであれ日帰りであれ観光もセットなのが常だが、青葉城大崎八幡宮、松島、塩釜etc仙台及びその周辺の主な名所は大体周ってしまったので今回は遅めに出発し、昼に牛タン食って試合観て飲んで帰るというシンプルな旅程とした。

 11時前に仙台に着き、まず友人がピックアップしていた牛タン屋に向かった。開店までまだ30分あったが既に5人ほど並んでおり、店が開く頃には座席数以上の並びの列が。路地に入った場所にある小さな店だがかなり人気のようだった。牛タンは去年の仙台戦の後に居酒屋で食べた記憶があるが、テールスープ付の定食となると何時以来かっていう。

昼食後、ユアスタへ。
 
■試合
 アウェイの仙台戦はいつも1点勝負の厳しい試合になるが、負けは無い印象だった。記録を見てみると今季はナビスコで対戦して負けているが、リーグ戦では02年の初対戦時に負けて以来3勝3分。ちなみにホームではこれとは逆に02年に勝って以来今年も含めてリーグ戦で勝ちが無いという(3分4敗)。
 今日の試合も前半にマリノスが試合を支配して前半の内に先制するも、後半に仙台が巻き返して同点と言う過去何度もこのスタジアムで観た展開だったのだが、後半半ばに中村のミドルがブレたのか仙台GK六反が大きく弾き、それを小林が押し込んで勝ち越した。今日の中村は前半のFK(間接)でいつもと微妙に違うフォームで蹴っていたりと色々工夫しているなとは思っていたのだが、この勝ち越しに繋がったミドルといい、今は左足の感触が良いんだろうな。で、そんな中で後半30分過ぎに直接FKの場面が。距離的には丁度良い位置だったが、キックは壁を越えて六反は読みが外れたのか反応できず、そのままゴールに。これで勝負をほぼ決めた。その後は矢島の出場と言うレアな展開もありつつ3−1で試合終了。

 10番は去年はプロ生活で初の直接FKゴール無しという結果だったが今季はこれで3点目。しかも相手GKは東口(G大阪)、西川(浦和)、六反(仙台)と丁度最新の代表GK勢ってのも記録に華を添える(?)な。まぁ代表GKという点で言うと、西川、東口はともかく六反が3番手とは言え代表に入ってしまう現状はどうなのかという気もする。レギュラーと控えで出場機会に大きく差が出るポジションとは言え去年までマリノスで第2GK以上の存在ではなかった訳だし、堅実ではあるけどそれ以上では無いというか。若い世代の台頭も遅れているし、西川(86年生まれ)には出来る限り長く頑張って貰わないといけなさそうだな。中堅世代では鳥栖の林、五輪世代では今福岡でポジションを獲っている中村には期待しているのだが。

 今日は14時開始なので試合後に一番町に移動してもまだ17時。そこから飲みが始まり、途中観戦仲間の誕生祝いもしつつ20時頃の新幹線で東京に戻った。はやぶさに乗ったのだが、上野を通過する新幹線があるのを初めて知った。