J1第11節 横浜M×甲府(三ツ沢)


 日曜開催(平日の前日開催)というのはあまり嬉しくないものだが、昨日の天気を考えると今節はこれで良かった。もし昨日なら三ツ沢でズブ濡れになるところだった。
マリノス戦は2週ぶりだが、前回がGW序盤だっただけにもはや遠い過去のような感覚。この間アウェイで甲府ルヴァン杯)、鳥栖と当たったわけだが、マリノスは3/18にホームで新潟に引き分けてから(これも今の新潟の状況を考えると勝点2を落とした形)、4月以降の公式戦で見事に勝ちと負けが交互に続いている。

3/18新潟△1-1
4/01C大●0-2
4/08磐田○2-1
4/12神戸●0-2(ルヴァン)
4/16広島○1-0
4/22木白●0-2
4/26新潟○4-1(ルヴァン)
4/30G大●0-1
5/03甲府○1-0(ルヴァン)
5/07鳥栖●0-1
5/14甲府○1-0
5/20仙台
5/24鳥栖(ルヴァン)
5/27清水
5/31広島(ルヴァン)

そんな流れなので今日は○の日かなという予感はあり、特にこの間の敗戦が全て無得点なのを踏まえると、先制した時点でその予感は確信に変わった。内容的にはパッとせず、伊藤以外開幕からほぼ固定されているメンバーなのにパスミスが目立ち、終盤の追加点の絶好機2つも外すなど、甲府に追い付かれるフラグは多々あったのだが、それでも上記のジンクスで今日は勝つだろうと。
 リーグ戦では4試合ぶりのゴールだったが、最後に決めたのも今日と同じ金井だった(磐田戦の決勝点)。守備はこの間2失点以内に抑えているように危ない場面は結構ありつつも最後の一線で踏ん張っているが、攻撃陣は沈黙が続いている。特に齋藤は主に開幕当初に重ねた5アシストという結果は残しているがゴールは0。柏戦辺りからドリブルも切れが無く、今日も甲府守備陣にほぼ全て止められていた。本人もフラストレーションが溜まっているのか味方に激しくパスを要求したり、主審の判定に怒りを露わにしている場面もあったな。今はコンディションが落ちているだけかもしれないし、またコンディションが上がってくれば開幕当初のようなドリブルが復活するかもしれない。ただ、状態が良くない中でも1プレーで試合を決めるというのが本当のエースだと思うが、低調なままノーインパクトで終わる試合が3〜4試合も続く選手が果たしてそれに相応しいのかという疑問はある。しかも背番号は10でキャプテン。開幕前に書いたようにやはり背負わせているものが大きすぎると思うのだが・・・。

 甲府ウイルソンとドゥドゥを前に残して守備時は5人が最終ラインに戻る形だったが、後半途中まではサイドの阿部、松橋の押し上げ、また兵藤や田中が前に走り込むことで攻撃に厚みを加えていたが、終盤は運動量が落ちて前に走り込めなくなり、前の2人は孤立しがちだった。ただそれでも残留は堅いな。毎年このチームを観ていて思うが、個々の選手がやるべきことをやっているチームだと思う。相手のマークに付く、スペースをカバーする、しっかりクリアするという基本的なことを疎かにしないチームとでも言うか。その他DFエデル・リマは辺り負けしない強さもあり、また最終ラインから自分でドリブルしてボールを前に運べる選手なので、来年にはどこかに移籍すると予想。例によって柏とか。

 日曜とは言え14時開始なので終わってもまだ明るいのは良いな。いつものように徒歩で下山して横浜駅に戻り、龍王で早い夕飯(というか文字通り夕方の飯だな)を食べて帰宅。歩いて横浜駅だと大概相鉄口までとなるので、近くの手頃な飯屋というとやはりここ。昨日も少し書いたが、このジョイナスも相当年月が経っていて将来的には建替えの話も出てくると思うが、この店は是非続いて欲しい。

※追記
リーグ戦で甲府戦の前に決めたのは中澤だった(広島戦)。このゴールもFKに合わせた形で、その前の金井の磐田戦決勝点もCKからの流れだったので、純粋に流れの中から決まったのは磐田戦の先制点が最後か。齋藤の左からのクロスをマルティノスがヘッドという形だったが、マリノスの攻撃=両翼を象徴しているようにも。