都心を巡る

 先日根津神社亀戸天神に行った時に気付いたのだが、東京の数ある神社の中でも明治天皇が東京を代表すると認めた10の社は「東京十社」としての格式を持っているらしい。その構成を見ると去年行った富岡八幡宮もあったが、行った事があるのは半分の5つだけ。ならばと言う事で今日は未踏の社を巡る事にした。

 まずは六本木で降りてミッドタウンを横目に赤坂の氷川神社へ。

 周囲は大使館などもある静かな一帯。参拝後、社務所でお神籤でも引こうと思ったら御朱印帳が目に入った。これまで全国色々な神社に行ったが御朱印集めを始めたらキリが無い気がして敢えて手を出していなかったのだが、この東京十社専用の御朱印帳があってついに購入。こうして一歩踏み出したからにはおそらくもう一冊買って旅行時に持ち歩く事になるだろう(苦笑)
 氷川神社を出た後はTBSの社屋を遠目に見つつ、日枝神社に向かった。徒歩15分ほど。

 外堀通りに面していて、静かな住宅街の中にある氷川神社とは対照的。本殿の後ろに目立つプルデンシャルタワーはあの火災が起きたホテルニュージャパンの跡地というのを知った。
 この後はW杯も終わったことだしお茶の水のサッカーミュージアムに行こうと近くの国会議事堂駅から丸ノ内線に載ったのだが、駅の入り口のすぐ傍が首相官邸とか議員会館のあるエリアだった。
 
 
ここは3年ぶり。無料の1階エリアにはW杯で対戦した相手が実際に着用したユニだったり、W杯や代表関連の展示が並ぶ中でフリューゲルスが99年元日の天皇杯で優勝した時のユニフォーム、スパイクの展示もあった。地下の有料ゾーンではマスコットの着ぐるみの展示も。JFAも200億規模の予算を執行する大組織になって必然的に官僚的にならざるを得ないのだとは思うが、こういうところに協会(の中の人)もまだまだ人間臭いというかサッカー好きとしての一面があることを感じさせる。おそらくは合併を防げなかった悔恨やフリューゲルスというチームを後世へ伝えたいという思いがあるのだろう。

 当初の予定ではここで帰るつもりだったが、御朱印集めに近くの神田明神(徒歩10分掛からない距離)まで。

 午前中に家を出てもう既に15時を回っていた。秋葉原まで歩いて刀削麺屋で遅い昼を食って帰宅。東京十社は今年中に回れれば。