東北行(2日目)

 2日目はバスで庄内地方に向かう。こういった代行バスには初めて乗ったが、各駅停車が中型のマイクロバスタイプだったのに対し、快速はこのような大型バス。

これでまずは余目駅(「あまるめ」と読む)に向かい、そこから列車で鶴岡を目指す。途中何度も最上川沿いを走ったが豪雨から日がそれほど経っていない為、所々痕跡が見受けられた。

当初の予定では余目で特急に乗り換えるはずだったがバスで少し時間が掛かって特急に間に合わず、30分ほど待って各停に乗って鶴岡着。そこからバスで1時間掛けて今日の第1目的地である羽黒山に向かった。バスは山頂まで出ているが参道の入り口で降りて上まで登るルート。参道を入って10分程歩くとかの有名な五重塔が。

他にも道中滝や至る所に小さな社があり、山全体が神域であり修行の場であることを実感する場所だった。ただ山頂までは一の坂、二の坂、三の坂という3つの坂があるのだが、どれも長く傾斜のある石段で想像以上にキツい。やはり昨日山寺で“練習”しておいて正解だった。

石段数は山寺の倍以上の約2400段らしい。二の坂を上った辺りに茶屋があり、そこで小休止して眼下の庄内平野を望む。

そして最後の坂を越えてようやく山頂の三神合祭殿に到着。三神というのは羽黒山、月山、湯殿山の三神を指すとのこと。

参拝後、御朱印を貰い、バスで下山。この後は鶴岡の街を観光するか少し北上して酒田に行くか迷ったが、酒田を選び、ここで例によって自転車を借りて街を回った。この時点で14時過ぎだったが昼を食べてなかったので職場の人に教えて貰った有名なワンタン麺の店で遅い昼食。中途半端な時間帯だしさすがに混んでないだろうと思っていたら10人ほど並んでいた。ただタイミングが良く10分程で入れた。

 その後は電車の時間も迫っていたので最上川沿いの公園から市街と日本海を望む。

 そして酒田からは特急で2日目の宿泊地である秋田に向かった。途中海沿いを走るので日本海に沈む夕日を眺めつつ秋田に到着。

 ホテルにチェックイン後、駅前をブラブラしつつ夕食はこれも職場の人に教えて貰った稲庭うどんの店へ。普通のつゆだけでなく胡麻だれもあるセットを頼んだのだが、味の変化が楽しめて美味かった。

 ホテルに戻って2日目が終了。