世田谷方面へ

 昔あれだけ通ったこの辺りも、家と都心を結ぶルートから外れている故かここ数年は大分縁遠くなってしまった。今は味スタの行き帰りで京王線を使う時位しか通らない。そんな中で数年前に豪徳寺に行った時周辺には他にも色々寺社があるとのことだったので、今回は松陰神社に向かった。ここは昔部活のランニングで行って以来だと思うが、記憶はかなり曖昧で、その上書き更新の意味合いもあり。
 
正面入り口の鳥居。参拝し、境内を回ってもここに来たのが思い出せない。もしかしたらランニングで行ったのは隣の若林公園だったかもしれない。「松陰神社」と名の付く社は萩にもあるのだが、今年のGWで行った時はバスから眺めただけだった(苦笑)その時も書いたが、この人物が(文字通り)神格化され崇拝される風潮には若干引いてしまうのだが、日本史上重要な人物であり場所であったとは思う。さすがというべきか、境内には松下村塾を復元した建物もあった。

 神社を出た後は世田谷線三軒茶屋に行き、キャロットタワーの展望室へ。都心から周囲を眺めるのとはまた違った風景が楽しめて、位置的に東京タワー、六本木ヒルズ、渋谷、スカイツリーがコンパクトにまとまって見える。

例によって横浜方面も。

みなとみらいは丁度武蔵小杉のタワマン群越しに見えた。

ビルの合間を縫うように走る首都高。ふとTMが1994年に一旦“終了”した時のシングル「Nights of The Knife」の一節が脳内で再生された。

ハイウェイがビルの谷間を突き抜けてく
贅沢な夢を叶えている街

この首都高3号線が向かう先には渋谷があり、まさにこの歌詞とシンクロしているなと。展望台から下りた後は三茶でそのまま夕食を摂って帰宅。やはりこの辺りは246号沿いのような雑然とした雰囲気もありつつ、一歩中に入ると落ち着いた空気が流れていて、その感覚が懐かしかった。