関東社会人準決勝 品川CC横浜×Criacao Shinjuku(西が丘)


 前の試合から1週空いて今日が準決勝。関東リーグへの昇格枠は最大2、正確には今大会優勝チームが自動昇格、準優勝チームはJFLからの降格チーム次第で自動昇格もしくは入替戦、ということらしい。いずれにせよ今日の試合を勝ち抜かなければ昇格は見えてこない。
 今日の対戦相手は東京都リーグ2位とのことだったが、HPを見たら創業して5年ほどのベンチャー企業が運営しているらしい。CEOのインタビュー記事もネットにあったので読んでみたが、何というかそのバイタリティが品川CCを運営する友人を見るかのようだった。友人とはその背景やアプローチが異なるが、年齢も近く、日本サッカーの頂を目指すのは同じ。友人のような人物が他にもいたのかという新鮮な驚きがあったが、こういう夢追い人はサッカー界、特に今日の試合のようなカテゴリに他にもいるのだろうな。まだあまり表立つことはないが、次代の日本サッカーを支える力の一つだと思う。

 別件予定あって西が丘に着いたのは前半20分頃だったのだが、前半は友人チームがやや押し気味に進め、特に左サイドから相手ゴールに近付いたがゴールならず。一方で相手も年代別代表経験のある選手がいてレベルが高く、一度シュートがポスト直撃するシーンもあった。前半はスコアレス。
 後半は前半と対照的に友人チームのシュートがポストに当たったシーンはあったが、相手チームが押す展開。後半30分過ぎまでずっと相手ペースでなかなかボールを前に運べなかった。ただ終盤になると徐々に相手ゴールに近付くプレーが増え始め、その中で左からのグラウンダーのクロスをゴール前でフリーで合わせるという絶好機があったのだが、これは相手GKにセーブされてしまった。
 準決勝以降は延長戦があるので後半40分以降はそれが頭を過ぎり始めていたのだが、AT4分の3分目に、CKから押し込まれてついに先制を許してしまった。残り僅かな時間で友人チームは相手ゴールに近付くがゴールならず、試合終了の笛。

 どちらが勝ってもおかしくない試合だったが、個々の技術やチームの完成度は相手が少し上回っていたかな。それが最終的な結果に反映されたとも言える。終了間際にようやく試合が動く程度の僅かな差だったかもしれないが、その1点がサッカーでは天と地ほど違うのも事実。
 ただ友人チームはこれまでもこうした試合を経てきた。入替戦であと1点が奪えず昇格出来なかったこともあったが、翌シーズンは満を持して自動昇格。だから近い将来必ず今日の結果を乗り越えるだろうと思う。

 試合後は一緒に観ていた別の友人とJ2最終節の結果を追いつつ帰路へ。そうそう今日は友人チームのマスコット(熊)まで登場し、ゴール裏で一緒に応援までしていたのだが、着ぐるみらしからぬ動きの俊敏さでなかなか面白かった。こんな俊敏な動物のマスコットはTMNのLAST GROOVE『You can dance』で出てきたユンカース(犬)
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以来かな(笑)