J1第6節 浦和×横浜M(埼スタ)


 2週連続の金曜開催で今日は埼スタ。ここも先週に続いて、となるが。思えば平日の埼スタと言うと代表戦ぐらいでJで行ったことは無かったはず。(その後記憶を辿り、07年のACL決勝に行ったことはあった。)去年の日立台もそうだったが、水曜なら二の足を踏む距離でも金曜なら・・という気にさせられる。午後に外出の予定を入れたので18時には浦和美園に着き、すぐシャトルバスに乗れて信号待ちも殆ど無かったのであっという間にスタジアムに到着。バスは北門近くの広場に停まるのだが、↑の写真の通り、桜並木があって丁度満開だった。黄昏時の桜というのも昼間や夜桜と違う風情がある。

 両チームスタメンはマリノスは前節と同じ、浦和も左SBが宇賀神→山中になった以外は同じ。そして開始6分でマリノスが先制したのだが、マリノスの右サイドでの縦パスが浦和の選手の足に当たり、丁度浦和のゴール前、GKとCB間の絶妙な位置にこぼれてファーサイドのマルコスが詰めた、というもの。マリノスとしてはラッキーだったがこれで浦和が少しバランスを崩したのか、サイドの裏が空くようになってその後も何度か決定機を作り出した。浦和は西川が好セーブを連発して何とか1失点に食い止めているという展開。前節同様4バックを消化し切れてないようで、攻撃はマリノスの最終ラインの裏を狙う単純な形が多かった。チャンスと言えばCKからマウリシオのヘッドがバーを叩いたのと、浦和から見て右サイドの裏にボールが通ってグラウンダーの折り返しを興梠が合わせたシーンくらいか。
 後半も同じ流れだったのだが、後半15分頃にマリノスが何度もシュートチャンスを迎えて西川はよく防いでいたのだが、DF陣がクリアし切れず最後はマルコスが決めて2-0。これで事実上勝負は決まった。その後は浦和が更に前掛かりになってバランスを崩し、マリノスがそこを突いて決定機という場面が繰り返された。10分後には右サイドからのクロスに対し、左サイドからフリーで走り込んだ広瀬に浦和の選手は誰も対応出来ず、そのまま冷静にゴールに流し込んで3-0。広瀬はJ1初ゴールだが、浦和ユース出身でもあるのでこれも何かの縁か。あまり喜びを表現しなかったのは古巣への配慮なのだろうな。浦和の杉本もセレッソ戦でPKを決めて同じ様な態度を取っていたが、日本でも段々そういった考えが浸透してきたように思う。そう言えば試合前に映像装置で過去のこのカードでの浦和のゴール集が流れていたのだが、最初に登場したのが父である広瀬治のミドルだった(笑)

 ほぼ勝負は決まったのでAT突入した頃(21:25頃)にスタジアムを出て北越谷駅のバスに乗ったらすぐ出発し、21:45には北越谷駅着。そこで軽く祝杯を上げ、相互乗り入れの長い路線に乗って帰宅。そうそう今日の観客数は32,555人だった。先週の日産スタジアムでの試合は20,688人。アウェイサポ数の違いを差し引いても平日で3万を越える浦和の動員力はさすが。